ドリル:企業結合・税金
企業結合と税金の論点を、何を比べる話か、どこに表示する話かで分けて確認するページです。用語が多い分野なので、最初に見る観点を固定して進めます。
最初はこの順で進める
- 初回: 先に第1部で企業結合の言葉を見てから、第2部で法人税等と税効果会計へ進みます。
- 論点補強: のれんや組織再編で止まるときは第1部だけ、表示科目や繰延税金資産・負債で止まるときは第2部だけを先に回します。
- 直前確認: 第1部は「何を比べるか」、第2部は「どこに出すか」を一言で言えるか確認します。
迷ったら、企業結合は「取得原価と純資産の比較」、税金は「費用の表示と資産・負債の区別」から入ると整理しやすくなります。
第1部:企業結合の基本用語
第1部は、まず「何を比べる話か」を確認します。用語を細かく追う前に、取得原価と純資産の比較、合併と株式交換・株式移転の違いを押さえます。
- のれんは何を表しますか。
答え
取得原価が受け入れた識別可能純資産の時価純額を上回る差額で、超過収益力などを表します。
- のれんは簿記2級では原則どう処理しますか。
答え
20年以内のその効果の及ぶ期間にわたり、規則的に償却します。
- 合併は何をまとめる組織再編ですか。
答え
1つまたは複数の会社が、法的に1つの会社へ統合される組織再編です。
- 株式交換・株式移転は、何を通じて支配関係を作るイメージですか。
答え
株式の交付によって完全親子会社関係や持株会社体制を作る組織再編です。
- 企業結合で最初に比べるべき金額の組合せは何ですか。
答え
取得原価と、受け入れた識別可能純資産の時価純額です。
第2部:法人税等と税効果会計
第2部は、まず「どこに表示するか」を確認します。損益計算書に出る科目か、将来の差額として資産・負債に出る科目かを分けて見ます。
- 法人税等は損益計算書でどこに表示しますか。
答え
税引前当期純利益の後に表示します。
- 法人税等を当期に計上する仕訳の科目例は?
答え
法人税、住民税及び事業税 / 未払法人税等 です。
- 将来減算一時差異に対して計上する資産科目は何ですか。
答え
繰延税金資産です。
- 将来加算一時差異に対して計上する負債科目は何ですか。
答え
繰延税金負債です。
- 税効果会計の目的は何ですか。
答え
税金費用を会計上の利益に対応させ、各期に適切に配分することです。