製品(完成品

製品とは、完成して販売を待つ状態の在庫を表す資産です。完成時は(借)製品/(貸)仕掛品、販売時は(借)売上原価/(貸)製品で振り替え、第1問の仕訳問題によく出題されます。未販売分は売上原価に含めず、製品のまま残ります。

基本情報

製品(完成品)の分類と使いどころ
分類資産(貸借対照表:たな卸資産の区分)
増えるとき製造が完了し、仕掛品から原価が振り替えられたとき
減るとき製品が販売され、原価が売上原価へ振り替えられたとき
代表的な相手科目仕掛品(完成時)/売上原価(販売時)
試験での問われ方完成時の(借)製品/(貸)仕掛品と、販売時の(借)売上原価/(貸)製品、2つの振替仕訳の向き

仕訳例

当月に仕掛品200,000円が完成して製品となり、そのうち180,000円分を販売しました。

仕訳例(製品:完成・販売の振替)
完成時は 製品仕掛品、販売時は 売上原価製品
日付 借方科目 借方金額 貸方科目 貸方金額
4/30 製品 200,000 仕掛品 200,000
5/1 売上原価 180,000 製品 180,000

表の読み方:完成時は仕掛品から製品へ、販売時は製品から売上原価へ振り替えます。売れ残った20,000円分(200,000-180,000)は製品のまま残ります。

混同しやすい語との違い

試験でのよく問われ方

ミニ演習(2問・即時採点)

Q1. 完成品はどの時点で仕掛品から振り替えられますか?(答えを見る)

製造工程が完了して出荷可能になった時点で仕掛品から製品に振り替えます。販売時点では売上原価へ振り替えます。

Q2. 製品が販売されたとき、仕訳では製品勘定はどうなりますか?(答えを見る)

販売時には製品勘定を貸方にして減少させ、借方に売上原価(または仕掛品)を計上します。