X8年10月のA商品について、移動平均法で主要箇所を求めていきましょう。消費税は考慮しません。小数点は使わず、円単位(単価も円)で入力します。
【与件】
| 日付 | 受入 | 売上(払出) | 残高(数量) | 平均単価 | 残高金額 |
|---|---|---|---|---|---|
| 10/1 | 在庫 180 @ 420 | - | 180 | 420 | 75600 |
| 10/5 | 仕入 120 @ 480 | - | 300 | (自動) | |
| 10/12 | - | 売上 200 | (同左の平均単価) | ||
| 10/18 | 仕入 100 @ 430 | - | 200 | (自動) | |
| 10/26 | - | 売上 150 | (同左の平均単価) |
※「自動」は採点では使用しません。平均単価と残高欄を埋めれば採点可能です。
| 10/12 売上の売上原価 | |
|---|---|
| 10/26 売上の売上原価 |
| 10月の売上高 | |
|---|---|
| 10月の売上総利益 |
この問題は、商品有高帳で 仕入のたびに平均単価を更新し、その直後の売上原価と期末残高まで一気につなげる 練習です。まず平均単価、次に売上原価、最後に売上高と売上総利益の順で埋めると崩れにくくなります。
(180×420+120×480)÷(180+120) で 444円 です。ここで更新した単価を 10/12 売上に使います。444×200 で 88,800円、残高は 100個・44,400円です。売上後は平均単価を変えません。437×150 で 65,550円、期末残高は 50個・21,850円です。590×200+610×150 で 209,500円、売上総利益は 209,500−(88,800+65,550) で 55,150円 です。よくある誤りは、売上のたびに平均単価を更新してしまうことです。移動平均法は 仕入のときだけ単価を更新 すると覚えると安定します。
6月の買掛金に関する取引をもとに、総勘定元帳と各仕入先の買掛金元帳を完成させていきましょう。帳簿はいずれも月末締切です。
【与件取引】
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 返品 | 前月繰越 | 500000 | |
| 普通預金 | 仕入 | 180000 | |
| 当座預金 | 仕入 | 460000 | |
| 電子記録債務 | 次月繰越 |
※金額は円単位、区切りなしOK。総勘定元帳の残高(次月繰越)も入力します。
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 返品 | 前月繰越 | 200000 | |
| 普通預金 | 仕入 | 180000 | |
| 次月繰越 |
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 当座預金 | 前月繰越 | 300000 | |
| 電子記録債務 | 仕入 | 460000 | |
| 次月繰越 |
この問題は、仕入先別の買掛金元帳を先に固め、その合計で総勘定元帳の次月繰越を確認する のが最短です。総勘定から先に始めるより、相手先ごとの増減を分けたほうが計算ミスを減らせます。
160,000+510,000 で 670,000円 となり、これが総勘定元帳の次月繰越です。よくある誤りは、電子記録債務への振替を支払から落とすことです。買掛金が減る取引は、現金支払以外でも借方側に入ると整理すると迷いにくくなります。
10月の各取引について、該当する補助簿すべてにチェックを入れていきましょう(該当なしの場合は「該当なし」を選択)。
| 日付 | 取引内容 |
|---|---|
| 10/2 | 商品350,000円を掛で販売した。 |
| 10/8 | 商品240,000円を仕入れ、うち50,000円は現金で支払い、残額は掛とした。 |
| 10/15 | 得意先から売掛金200,000円について約束手形を受け取った。 |
| 10/20 | 事務用机180,000円を掛で購入した。 |
| 10/31 | 売掛金150,000円が当座預金に振り込まれた。 |
| 日付 | 現金出納帳 | 当座預金出納帳 | 商品有高帳 | 売掛金元帳 | 買掛金元帳 | 受取手形記入帳 | 支払手形記入帳 | 売上帳 | 仕入帳 | 固定資産台帳 | 該当なし |
|---|
※取引ごとに、該当する帳簿すべてを選択してください。
補助簿問題は、取引文を読んだら最初に 商品か・掛けか・現金/当座か・固定資産か を切り分けるのが基本です。第3回は、その切り分けを5パターンで確認する問題です。
迷いやすいのは、「備品なのに仕入帳を選ぶ」「掛けの増減なのに元帳を落とす」ケースです。商品売買かどうかを先に判定すると選択肢をかなり絞れます。