修繕費
建物や備品の修理・保守の費用。
仕訳例
- 支払: 借方 修繕費 / 貸方 普通預金
| 日付 | 借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
|---|---|---|---|---|
| 5/9 | 修繕費 | 7,200 | 普通預金 | 7,200 |
仕訳例の読み方(会話)
学習者:修繕費の表はどう読めばよいですか?
先生:「修繕費」は費用なので、支払で増えるときは借方に記入します。相手の貸方は支払手段(普通預金や現金)です。
学習者:資本的支出との違いは?
先生:価値を高める/寿命を延ばす支出は資産計上(備品など)となる場合がある点に注意しましょう。日常の維持・補修は修繕費で処理します。
学習の使い所
「修繕費」は建物や備品の修理・保守の費用。このページでは定義と取引例を合わせて確認し、理解を段階的に整理していきましょう。
試験対策では「修繕費」が仕訳に現れたときの借方・貸方の動きや関連勘定を瞬時に判断できるよう、練習問題で反復しておきます。
実務では「修繕費」の増減を日次で記録し、根拠資料と元帳の照合を怠らないことが内部統制の第一歩です。
ミニ問題(修繕費)
選択肢から答えを選びましょう。正答と解説は「▼」を押すまで表示しません。
Q1. 修繕費の区分は?
- A. 費用
- B. 資産
- C. 負債
▼ 正答と解説を表示
正解:A(費用)
通常の維持・補修は修繕費(費用)です。資本的支出との区別に注意します。