備品

備品は、机・いす・パソコンなど、長く使用する固定資産です。購入代金だけでなく、設置費や運送費などの付随費用も取得原価に含めて計上します。取得したときは、借方に備品を計上する資産科目です。

基本情報

備品の分類と使いどころ
分類資産(貸借対照表)
増えるとき借方(備品を取得したとき。付随費用も取得原価に含める)
減るとき貸方(売却・除却したときなど)
代表的な相手科目現金・未払金
試験での問われ方購入代金と付随費用(設置費など)を合計して取得原価とする仕訳(第2問)

仕訳例

備品を購入し、設置費を別途現金で支払った場面と、代金を後払いにした場面です。

仕訳の例(備品)5列
購入代金と設置費の合計額を、備品の取得原価として計上する例。
日付 借方科目 借方金額 貸方科目 貸方金額
5/2 備品 53,000 現金 53,000
6/10 備品 80,000 未払金 80,000

購入代金だけでなく、設置費や運送費などの付随費用も取得原価に含めて備品として計上します(購入代金50,000円+設置費3,000円=53,000円)。代金をすぐに支払わないときの相手科目は未払金です。

混同しやすい語との違い

試験でのよく問われ方

ミニ演習(3問・即時採点)

Q1. 備品の取得時の典型的仕訳は?(答えを見る)

先に見るのは「長く使う物か、すぐ消費する物か」です。備品は将来も使う固定資産なので、取得時は借方に備品を置いて資産計上するのが基本です。消耗品費のようにその場で費用にする項目とは、使用期間の長さで分けて考えます。

Q2. 備品の性質は?(答えを見る)

備品は将来にわたって便益をもたらすので資産です。判定順は「取得した時点で使い切るか、数期にわたって使うか」を見ることです。期末に費用化して終わる消耗品費とは役割が違うと押さえると区分問題で迷いにくくなります。

Q3. 備品を購入し、設置費を現金で別途支払った場合の処理は?(答えを見る)

購入代金だけでなく、設置費や運送費などの付随費用も取得原価に含めて備品として計上します。