広告宣伝費
広告・販促にかかった費用。
仕訳例
- 支払: 借方 広告宣伝費 / 貸方 普通預金
| 日付 | 借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
|---|---|---|---|---|
| 5/7 | 広告宣伝費 | 12,000 | 普通預金 | 12,000 |
| 5/2 | 広告宣伝費 | 3,000 | 現金 | 3,000 |
仕訳例の読み方(会話)
学習者:広告宣伝費の表は何を示していますか?
先生:広告費を支払ったときの基本形です。「広告宣伝費」は費用なので、増えるときは借方に記入し、相手には支払手段(普通預金や現金)が入ります。
学習者:表の各行はどう読みますか?
先生:口座から払えば貸方は普通預金、現金なら貸方は現金です。費用(広告宣伝費)の増加=借方、とセットで覚えます。
学習者:試験の着眼点は?
先生:まず費用が増える取引かを確認し、支払方法から貸方科目を決めましょう。
学習の使い所
「広告宣伝費」は広告・販促にかかった費用。このページでは定義と取引例を合わせて確認し、理解を段階的に整理していきましょう。
試験対策では「広告宣伝費」が仕訳に現れたときの借方・貸方の動きや関連勘定を瞬時に判断できるよう、練習問題で反復しておきます。
実務では「広告宣伝費」の増減を日次で記録し、根拠資料と元帳の照合を怠らないことが内部統制の第一歩です。
ミニ問題(広告宣伝費)
選択肢から答えを選びましょう。正答と解説は「▼」を押すまで表示しません。
Q1. 広告宣伝費の区分は?
- A. 費用
- B. 資産
- C. 収益
▼ 正答と解説を表示
正解:A(費用)
販促物や広告出稿に係る費用です。
Q2. 広告費を現金で支払った場合の貸方は?
- A. 現金
- B. 広告宣伝費
- C. 受取利息
▼ 正答と解説を表示
正解:A(現金)
支払により現金(資産)が減少するため、貸方は現金です。