損益分岐点を直感でつかむ(講義録)
固定費を貢献利益で埋めきる点が損益分岐点です。数量と売上高の式を、言葉にして覚えましょう。
式を声に出す
- 数量:固定費 ÷(単価 − 単位変動費)
- 売上高:固定費 ÷ 貢献利益率
分母は1単位あたりの貢献(または売上1円あたりの貢献)。
図の読み方
- 総費用線の切片=固定費、傾き=単位変動費。
- 売上高線と交わる点が損益分岐点。
ミニ小問
- 単価2,000・単位変動費1,200・固定費320,000。損益分岐点数量は?
解答
320,000 ÷ (2,000 − 1,200) = 400個