簿記2級 工業簿記 一問一答|総合原価計算:完成品換算量と仕損
簿記2級 工業簿記の「総合原価計算:完成品換算量と仕損」を5問×2セット・計10問で確認。完成品と月末仕掛品への原価配分、平均法・先入先出法の違いを確認する。答え合わせの後に理由を読み、迷った点は対応する教材で復習できます。結果から次の演習へ進めます。
対象:2026年度(2027年3月31日まで)の出題範囲。
基礎の5問で確認する
選択肢を選んで答え合わせをすると、判断の理由が表示されます。途中の進み具合はこの端末に保存されます。
第2問 当月完成品800個、月末仕掛品100個(加工進捗度50%)の加工費完成品換算量はどれか。
- 800個
- 1,600個
- 900個
- 850個
正解:850個
完成品800個+月末仕掛品100個×50%=850個分です。
第3問 平均法で原価単価を求めるとき、期首仕掛品原価はどのように扱うか。
- 当期原価と合計して平均する
- 売上に振り替える
- 必ず除外する
- 税金に振り替える
正解:当期原価と合計して平均する
平均法は期首仕掛品原価と当期製造原価を合計し、完成品換算量で平均単価を求めます。
第4問 先入先出法で特に区別して考えるものはどれか。
- 税率だけ
- 売価だけ
- 支店残高だけ
- 期首仕掛品を完成させるための当期作業
正解:期首仕掛品を完成させるための当期作業
先入先出法では期首仕掛品分と当期着手・完成分の原価を分けて計算します。
第5問 正常仕損を度外視法で処理する場合、基本として仕損費はどこに負担させるか。
- 資本金
- 販売費
- 良品原価
- 売上
正解:良品原価
度外視法では正常仕損を良品が負担する考え方で、良品原価に配分します。
追加の5問で確認する
この追加セットも、選択肢を選んで答え合わせをします。進み具合は基礎の5問とは別に、この端末へ保存されます。
第1問 月末仕掛品50個について、材料は工程の始点で全量投入し、加工進捗度は40%である。材料費に関する月末仕掛品の完成品換算量はどれか。
- 90個
- 40個
- 50個
- 20個
正解:50個
材料が工程の始点で全量投入されるなら、月末仕掛品は材料について100%進んでいます。したがって材料費の完成品換算量は50個です。
第2問 月末仕掛品50個について、材料は工程を通じて平均的に投入され、材料の進捗度は30%である。材料費に関する月末仕掛品の完成品換算量はどれか。
- 50個
- 20個
- 30個
- 15個
正解:15個
材料が平均的に投入され、材料進捗度が30%なら、材料費の完成品換算量は50個×30%=15個です。始点投入の場合の50個とは区別します。
第3問 仕損・減損はなく、平均法による加工費計算で、完成品80個、月末仕掛品20個(加工進捗度50%)である。加工費についての全体の完成品換算量はどれか。
- 90個
- 80個
- 120個
- 100個
正解:90個
完成品は加工100%なので80個分、月末仕掛品は20個×50%=10個分です。合計して加工費の完成品換算量は90個です。
第4問 先入先出法で当月の加工費単価を求めるとき、単価計算の分子に含めるものはどれか。
- 月初仕掛品に含まれる加工費と当月加工費の合計
- 当月加工費のみ
- 月末仕掛品に含まれる加工費のみ
- 月初仕掛品に含まれる加工費のみ
正解:当月加工費のみ
先入先出法では月初仕掛品に含まれる加工費を当月加工費と混ぜず、当月加工費だけから当月の加工費単価を作ります。月初仕掛品に含まれる加工費を混ぜるのは平均法です。
第5問 正常仕損が工程の終点で発生し、月末仕掛品はまだ終点に達していない。度外視法では、正常仕損費をどこへ負担させるか。
- 完成品と月末仕掛品に同額ずつ
- 月末仕掛品
- 完成品
- 販売費
正解:完成品
終点で発生する正常仕損を月末仕掛品はまだ通過していません。度外視法では、仕損費は発生点を通過した完成品に負担させます。