資本金
資本金は、事業の元手となる資金を示す純資産の科目です。事業主が追加で元入れをすると資本金が増加し、私用のために引き出すと資本金が減少します。どちらも資本金を直接増減させて処理し、他の科目は経由しません。
基本情報
| 分類 | 純資産(貸借対照表) |
|---|---|
| 増えるとき | 貸方(事業主が追加で現金などを元入れしたとき) |
| 減るとき | 借方(事業主が私用のために引き出したとき) |
| 代表的な相手科目 | 現金・普通預金 |
| 試験での問われ方 | 追加元入れ・引出しの仕訳で、資本金を直接増減させられるかを問う(第1問・第2問) |
仕訳例
事業主が現金を追加で元入れし、後日、私用のために引き出した場面です。
| 日付 | 借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
|---|---|---|---|---|
| 5/1 | 現金 | 300,000 | 資本金 | 300,000 |
| 5/20 | 資本金 | 20,000 | 現金 | 20,000 |
追加元入れは借方に現金など、貸方に資本金を記入します。引出しはその逆で、借方に資本金、貸方に現金などを記入します。どちらも資本金を直接増減させ、他の科目を経由しません。
混同しやすい語との違い
試験でのよく問われ方
- 追加元入れ・引出しの仕訳で、資本金を直接増減させられるかを問う出題。
- 引出しを費用として処理してしまう誤りに注意する出題。
ミニ演習(3問・即時採点)
Q1. 資本金の区分は?(答えを見る)
事業の元手となる資金は純資産です。増減は資本金を直接増減させて処理します。
Q2. 事業主が現金300,000円を追加で元入れしたときの仕訳は?(答えを見る)
追加の元入れは、資本金を直接増加させて処理します。他の科目を経由しません。借入金(返済義務のある他人資本)とは異なります。
Q3. 事業主が私用のため現金20,000円を引き出したときの仕訳は?(答えを見る)
引出しは資本金(純資産)を直接減少させる処理であり、費用科目は使いません。事業主借・事業主貸といった科目も、簿記初級では使いません。
関連
- ガイドで学ぶ:固定資産・資本金・税金
- 関連する用語:純資産/事業主借/事業主貸
- 解いて定着:第2問(仕訳)ドリル