純資産(資本)
資産 − 負債 = 純資産(持ち主の取り分)。
代表例とルール
学習の使い所
「純資産(資本)」は資産 − 負債 = 純資産(持ち主の取り分)。このページでは定義と取引例を合わせて確認し、理解を段階的に整理していきましょう。
試験対策では「純資産(資本)」が仕訳に現れたときの借方・貸方の動きや関連勘定を瞬時に判断できるよう、練習問題で反復しておきます。
実務では「純資産(資本)」の増減を日次で記録し、根拠資料と元帳の照合を怠らないことが内部統制の第一歩です。
仕訳例
ミニ問題(純資産(資本))
選択肢から答えを選びましょう。正答と解説は「▼」を押すまで表示しません。
Q1. 純資産(資本)が増加する典型的な取引はどれですか?
- A. 売上の計上
- B. 備品の購入
- C. 家賃の支払
▼ 正答と解説を表示
正解:A(売上の計上)
売上の計上は収益増=当期利益の増加を通じて純資産増加につながります。
Q2. 事業主の追加出資は仕訳上どの方向に記入されますか?
- A. 借方
- B. 貸方
▼ 正答と解説を表示
正解:B(貸方)
出資は純資産の増加なので貸方に記入します(例:借方 現金/貸方 資本金)。
Q3. 純資産の期中増減の主因として適切なのはどれですか?
- A. 利益・出資・引出
- B. 減価償却のみ
- C. 現金過不足のみ
▼ 正答と解説を表示
正解:A(利益・出資・引出)
利益や出資は純資産を増やし、引出(事業主貸など)は減らします。