保険料
保険料とは、損害保険や火災保険など、保険契約にかかる費用です。簿記初級では、支払った時に全額を費用として処理する方法だけを扱い、増えたときは借方に記入します。
基本情報
| 分類 | 費用(損益計算書) |
|---|---|
| 増えるとき | 借方(損害保険料などの支払時) |
| 減るとき | 貸方(支払いの取消など、まれなケース) |
| 代表的な相手科目 | 普通預金・現金 |
| 試験での問われ方 | 保険料を支払った取引の借方科目を選ぶ(第1問・第2問) |
仕訳例
火災保険と自動車保険の保険料を、それぞれ普通預金から支払った場面です。
| 日付 | 借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
|---|---|---|---|---|
| 5/5 | 保険料 | 6,000 | 普通預金 | 6,000 |
| 5/20 | 保険料 | 9,000 | 普通預金 | 9,000 |
どちらも、保険料という費用が借方で増え、支払った普通預金という資産が貸方で減ります。簿記初級では、支払った時にそのまま費用として処理する方法だけを扱い、契約期間に応じて按分する処理はここでは学びません。
混同しやすい語との違い
試験でのよく問われ方
- 保険料を支払った取引で、借方に保険料を記入できるかを問う出題。
- 保険料(費用)と前払金(資産、手付金などの前払い)を取り違えていないかを問う出題。
- 契約期間に応じた按分(前払費用への振替)は3級で学びます。初級では、支払った時に全額を費用として処理する方法だけが出題されます。
ミニ演習(3問・即時採点)
Q1. 保険料を現金で支払った場合の仕訳で、借方に来る科目は?(答えを見る)
支払った時点で全額を費用として処理するので、借方は保険料です。前払金は商品代金などの手付金に使う別の科目で、保険料の支払いには使いません。
Q2. 簿記初級における保険料の処理として正しいのはどれですか?(答えを見る)
初級では、支払った期間の費用として全額を処理する方法だけを扱います。契約期間に応じて資産(前払費用)へ振り替える処理は3級で学びます。
Q3. 火災保険と自動車保険、どちらも同じ保険料を振込で支払った。貸方科目は?(答えを見る)
振込で支払うと、借方に費用(保険料)、貸方に資産の減少(普通預金)を記入します。保険の種類が違っても、支払時の処理方法は変わりません。
関連
- ガイドで学ぶ:仕訳の基本ルール
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