保険料
損害保険などの保険料の費用。
仕訳例
学習の使い所
「保険料」は損害保険などの保険料の費用。このページでは定義と取引例を合わせて確認し、理解を段階的に整理していきましょう。
試験対策では「保険料」が仕訳に現れたときの借方・貸方の動きや関連勘定を瞬時に判断できるよう、練習問題で反復しておきます。
実務では「保険料」の増減を日次で記録し、根拠資料と元帳の照合を怠らないことが内部統制の第一歩です。
ミニ問題(保険料)
選択肢から答えを選びましょう。正答と解説は「▼」を押すまで表示しません。
Q1. 保険料の前払がある場合、期末整理は?
- A. 前払費用へ振替
- B. 未払費用へ振替
- C. 売上へ振替
▼ 正答と解説を表示
正解:A(前払費用へ振替)
未経過分は前払費用(資産)として繰り延べます。
| 日付 | 借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
|---|---|---|---|---|
| 5/5 | 保険料 | 6,000 | 普通預金 | 6,000 |
| 5/20 | 前払費用 | 12,000 | 普通預金 | 12,000 |
仕訳例の読み方(会話)
学習者:保険料の表はどう読むのですか?
先生:保険料を支払った仕訳と、未経過分を「前払費用」へ振り替える流れです。支払時は費用(保険料)が借方、振替時は借方が費用・貸方が前払費用(資産の増加)という関係になります。
学習者:期末の着眼点は?
先生:未経過分は費用ではなく資産(前払費用)へ繰り延べます。費用は借方で増、資産は借方で増という原則で整理しましょう。