前払費用

前払費用とは、保険料や家賃のように、時間の経過にもとづいて処理する費用の前払い分を表す勘定科目です。簿記初級では出題されません。3級の決算整理(経過勘定)で学ぶ内容です。

基本情報

前払費用の分類と使いどころ
分類経過勘定(3級の内容)
増えるとき費用を前払いしたとき(3級の内容)
減るとき対応する期間が到来し、費用へ振り替えたとき(3級の内容)
代表的な相手科目保険料・支払家賃 など(3級の内容)
試験での問われ方初級では出題されません。3級で決算整理(経過勘定の繰り延べ)として学びます。

仕訳例

初級での正しい扱い(前払金を使う手付金の処理)は次のとおりです。

初級での正しい扱い(前払金)5列
日付借方科目借方金額貸方科目貸方金額
5/2前払金20,000普通預金20,000
5/20仕入20,000前払金20,000

前払費用を使う処理(経過勘定の繰り延べ)は3級で学びます。初級で商品・サービスの手付金を扱うときは前払金を使います。

混同しやすい語との違い

試験でのよく問われ方

ミニ演習(2問・即時採点)

Q1. 特注品の手付金として20,000円を支払う場合、簿記初級で使う科目はどれですか?(答えを見る)

簿記初級で商品・サービスの手付金に使うのは前払金です。時間の経過にもとづく前払費用(経過勘定)は3級で学びます。

Q2. 商品を受け取り、前払金を仕入に振り替えた。貸方の科目は?(答えを見る)

商品を受け取った時点で、前払金(資産)を貸方で減らし、借方に仕入を計上します。