仕入の返品(仕入戻し)

仕入の返品(仕入戻し)とは、仕入れた商品を返品したときに、仕入を直接減らす処理です。掛けで仕入れた商品を返品したときは、買掛金も同額減らします。

基本情報

仕入の返品の分類と使いどころ
分類仕入(費用)の返品処理(独立した勘定科目ではありません)
増えるときこのページでは扱いません(返品は仕入を減らす処理です)
減るとき貸方(返品した金額だけ仕入が減少)
代表的な相手科目買掛金
試験での問われ方返品時の借方・貸方の判定、仕入時との向きの違い

仕訳例

掛けで仕入れた商品の一部を返品した例です。仕入時とは反対に、返品時は借方に買掛金、貸方に仕入を記入します。

仕訳の例(仕入の返品)5列
仕入時→返品時の順。返品は仕入時と反対向きに記入します。
日付 借方科目 借方金額 貸方科目 貸方金額
5/8 仕入 80,000 買掛金 80,000
5/15 買掛金 5,000 仕入 5,000

表の読み方:返品は「仕入時の逆仕訳」です。仕入時に借方へ記入した仕入を、返品時は貸方へ記入して直接減らします。掛けで仕入れた分の返品なら、買掛金も同額減らします。

混同しやすい語との違い

試験でのよく問われ方

ミニ演習(3問・即時採点)

Q1. 仕入れた商品を返品したとき、仕入はどちら側に記入しますか?(答えを見る)

返品は仕入時と反対側の記入です。仕入時に借方へ記入した仕入を、返品時は貸方へ記入して直接減らします。

Q2. 掛けで仕入れた商品を返品したとき、買掛金はどうなりますか?(答えを見る)

掛け仕入の返品では、まだ支払っていない買掛金も同額減少させます。仕入と買掛金をセットで減らす点がポイントです。

Q3. 仕入80,000円(掛け)のうち5,000円分を返品した。返品時の仕訳として正しいものはどれですか?(答えを見る)

返品時は仕入時と反対向きに記入します。買掛金(負債)を借方で減らし、仕入(費用)を貸方で減らします。