仕入
販売目的の商品を仕入れた費用。費用なので借方で増加。
仕訳例
| 日付 | 借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
|---|---|---|---|---|
| 5/2 | 仕入 | 54,000 | 現金 | 54,000 |
| 5/8 | 仕入 | 80,000 | 買掛金 | 80,000 |
仕訳例の読み方(会話)
学習者:上の表は、仕入では何を示していますか?
先生:現金で仕入れた場合と、掛けで仕入れた場合の基本的な流れを並べています。「仕入」は費用なので、増えるときは借方に記入します。
学習者:相手科目はどう決まりますか?
先生:支払手段で変わります。現金で払えば貸方は「現金」、掛け取引なら貸方は「買掛金」です。
学習者:表の見方のコツはありますか?
先生:まず仕入が増える取引かを確認し、支払い方法から相手科目を決めていきましょう。借方(費用の増加)/貸方(資産の減少や負債の増加)の方向づけが鍵です。
学習の使い所
「仕入」は当期の費用を表す科目です。いつ費用として処理するか、前払や未払との違いまで意識して読むと整理しやすくなります。
試験では「仕入」が費用として借方で増えることを押さえ、当期の費用か前払・未払の調整が必要かを見分けることが大切です。相手勘定が現金・預金・未払金など何になるかまで確認すると解きやすくなります。
実務では「仕入」が当期の費用として適切な時期に計上されているかを確認します。請求書や利用明細と照合し、未払・前払や資産計上との区別を誤らないことが大切です。
ミニ問題(仕入)
選択肢から答えを選びましょう。正答と解説は「▼」を押すまで表示しません。
Q1. 商品を掛けで仕入れた場合の借方は?
- A. 仕入
- B. 買掛金
- C. 売掛金
▼ 正答と解説を表示
正解:A(仕入)
仕入(費用)の増加が借方、買掛金(負債)の増加が貸方です。
Q2. 仕入割引の性質はどれですか?
- A. 仕入の減少
- B. 売上の減少
- C. 現金の増加
▼ 正答と解説を表示
正解:A(仕入の減少)
買い手側は仕入割引(費用の減少)として処理します(→ ../purchase-discount/index.html)。
Q3. 仕入返品があったときの仕入勘定は?
- A. 減少
- B. 増加
▼ 正答と解説を表示
正解:A(減少)
返品は仕入の減少として処理します。