売上戻り

販売した商品が返品・値引きされた時の売上の控除

仕訳例

学習の使い所

「売上戻り」は販売した商品が返品・値引きされた時の売上の控除。このページでは定義と取引例を合わせて確認し、理解を段階的に整理していきましょう。

試験対策では「売上戻り」が仕訳に現れたときの借方・貸方の動きや関連勘定を瞬時に判断できるよう、練習問題で反復しておきます。

実務では「売上戻り」の増減を日次で記録し、根拠資料と元帳の照合を怠らないことが内部統制の第一歩です。

関連:仕入戻し

ミニ問題(売上戻り)

選択肢から答えを選びましょう。正答と解説は「▼」を押すまで表示しません。

Q1. 売上返品時、売上はどう処理しますか?

  • A. 減少
  • B. 増加
  • C. 変化なし
▼ 正答と解説を表示

正解:A(減少)

売上の減少(返品)として処理します。

Q2. 返品の相手勘定として妥当なのは?(掛け販売の返品)

  • A. 売掛金
  • B. 買掛金
  • C. 現金過不足
▼ 正答と解説を表示

正解:A(売掛金)

掛け販売の返品では売掛金を減少させます。

対応する演習