売上の返品(売上戻り)
売上の返品(売上戻り)とは、販売した商品が返品されたときに、売上を直接減らす処理です。掛けで売り上げた商品が返品されたときは、売掛金も同額減らします。
基本情報
| 分類 | 売上(収益)の返品処理(独立した勘定科目ではありません) |
|---|---|
| 増えるとき | このページでは扱いません(返品は売上を減らす処理です) |
| 減るとき | 借方(返品された金額だけ売上が減少) |
| 代表的な相手科目 | 売掛金 |
| 試験での問われ方 | 返品時の借方・貸方の判定、売上時との向きの違い |
仕訳例
掛けで売り上げた商品の一部が返品された例です。売上時とは反対に、返品時は借方に売上、貸方に売掛金を記入します。
| 日付 | 借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
|---|---|---|---|---|
| 5/12 | 売掛金 | 60,000 | 売上 | 60,000 |
| 5/20 | 売上 | 4,000 | 売掛金 | 4,000 |
表の読み方:返品は「売上時の逆仕訳」です。売上時に貸方へ記入した売上を、返品時は借方へ記入して直接減らします。掛けで売り上げた分の返品なら、売掛金も同額減らします。
混同しやすい語との違い
試験でのよく問われ方
- 売上の返品を売上時と反対向き(借方)に記入できるかを問う出題(第2問)。
- 掛け売上の返品で、売掛金も同額減らせるかを問う出題。
- 返品専用の科目(売上戻りなど)を使って処理する方法は、3級で学びます。
ミニ演習(3問・即時採点)
Q1. 販売した商品が返品されたとき、売上はどちら側に記入しますか?(答えを見る)
返品は売上時と反対側の記入です。売上時に貸方へ記入した売上を、返品時は借方へ記入して直接減らします。
Q2. 掛けで売り上げた商品が返品されたとき、売掛金はどうなりますか?(答えを見る)
掛け売上の返品では、まだ回収していない売掛金も同額減少させます。売上と売掛金をセットで減らす点がポイントです。
Q3. 売上60,000円(掛け)のうち4,000円分が返品された。返品時の仕訳として正しいものはどれですか?(答えを見る)
返品時は売上時と反対向きに記入します。売上(収益)を借方で減らし、売掛金(資産)を貸方で減らします。
関連
- ガイドで学ぶ:商品売買(三分法)
- 関連する用語:仕入の返品
- 解いて定着:第2問(仕訳)ドリル