買掛金
掛けで仕入れた代金の未払分。負債。
仕訳例
| 日付 | 借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
|---|---|---|---|---|
| 5/5 | 仕入 | 90,000 | 買掛金 | 90,000 |
| 5/20 | 買掛金 | 90,000 | 普通預金 | 90,000 |
仕訳例の読み方(会話)
学習者:買掛金の表はどんな流れを表していますか?
先生:掛けで仕入れたときの計上と、その後に支払って消す流れです。「買掛金」は負債なので、増えるときは貸方、支払で減るときは借方に記入します。
学習者:相手科目はどう読み取れば良いですか?
先生:計上時は借方に「仕入」、支払時は貸方に「普通預金」や「現金」が入るのが基本です。
学習者:試験ではどこを先に見ますか?
先生:買掛金が増減する側(貸方で増、借方で減)を素早く判断し、相手科目を決めれば仕訳が組み立てられます。
学習の使い所
「買掛金」は掛けで仕入れた代金の未払分。負債。このページでは定義と取引例を合わせて確認し、理解を段階的に整理していきましょう。
試験対策では「買掛金」が仕訳に現れたときの借方・貸方の動きや関連勘定を瞬時に判断できるよう、練習問題で反復しておきます。
実務では「買掛金」の増減を日次で記録し、根拠資料と元帳の照合を怠らないことが内部統制の第一歩です。
ミニ問題(買掛金)
選択肢から答えを選びましょう。正答と解説は「▼」を押すまで表示しません。
Q1. 掛け仕入時の貸方は?
- A. 買掛金
- B. 仕入
- C. 現金
▼ 正答と解説を表示
正解:A(買掛金)
買掛金(負債)の増加が貸方、仕入(費用)の増加が借方です。
Q2. 買掛金を現金で支払った際の借方は?
- A. 買掛金
- B. 現金
- C. 売上
▼ 正答と解説を表示
正解:A(買掛金)
負債(買掛金)の減少は借方に記入します。
Q3. 買掛金の区分として適切なのは?
- A. 負債
- B. 資産
- C. 収益
▼ 正答と解説を表示
正解:A(負債)
将来の支払義務=負債に分類されます。