ドリル:引当金・固定資産
引当金・固定資産は、「見積りを直す話か」「帳簿価額を動かす話か」を先に分けると崩れにくい論点です。
横断資料:引当金の横断比較/固定資産の除売却パターン一覧
最初はこの順で進める
- 初回: 第1部で引当金の設定と戻入を確認してから、第2部で固定資産の取得・償却・除売却へ進みます。
- 論点補強: 見積りの増減で止まるなら第1部だけ、帳簿価額と売却損益で止まるなら第2部だけを先に見ます。
- 直前確認: 「見積りを直す話か」「帳簿価額を動かす話か」を一言で言えるかを確かめます。
迷ったら、まず「期末の見積り処理か」「固定資産の帳簿価額の計算か」を分けます。
第1部:引当金(設定/戻入)
まずは、期末の見積りを増やすのか減らすのかを見て、繰入か戻入かを判断します。
- 前期末60、当期末見積45。戻入の金額と仕訳は?
答え
15(貸倒引当金15 / 貸倒引当金戻入15)
- 当期売上800、保証率2%。設定仕訳は?
答え
製品保証引当金繰入16 / 製品保証引当金16
- 当期賞与見積120。設定仕訳は?
答え
賞与引当金繰入120 / 賞与引当金120
第2部:固定資産(取得/償却/除売却)
次に、取得原価・減価償却累計額・売却価額のどれを使う場面かを切り分けます。
- 取得原価1,200、耐用年数6年、残存0。年額の償却費は?(定額)
答え
200
- 帳簿価額400の備品を150で現金売却した。売却時の仕訳は?
答え
現金150, 固定資産売却損250 / 備品400 です。
解説
売却価額150と帳簿価額400の差額250は売却損です。金額条件を固定すると、売却益・売却損の向きを取り違えにくくなります。
- 汎用ソフト800を取得。処理は?
答え
ソフトウェア800 / 当座預金800(無形固定資産)