固定資産の除売却パターン一覧

固定資産を手放す場面は、売却・除却・下取り・一部除却の4パターンに整理できます。どのパターンでも、まず減価償却累計額を取り崩して帳簿価額を確定し、対価との差額を損益にする流れは共通です。パターンごとの違いを一覧で押さえましょう。

基本情報

固定資産の除売却パターン一覧の分類と使いどころ
分類固定資産を手放す場面(売却・除却・下取り・一部除却)の横断整理
何を表すか各パターンで、帳簿価額の求め方と損益の扱いがどう違うかを示す一覧
計算式・見分け方帳簿価額=取得原価-減価償却累計額。対価があれば売却、対価がほぼゼロなら除却、新資産の取得と同時なら下取りと判定します
使う場面除売却の問題で、どのパターンかを最初に見分ける場面
試験での問われ方問題文の状況(対価の有無・新資産の取得の有無)から、どのパターンかを判定させたうえで損益を計算させる出題

計算式・具体例

主なパターンと着眼点
パターン概要損益の考え方
売却対価を受け取って手放す帳簿価額と売却価額の差額(売却益・売却損)
除却対価をほぼ受け取らず処分する帳簿価額のほぼ全額が固定資産除却損
下取り新資産の取得と同時に旧資産を引き渡す旧資産の帳簿価額と、新資産の取得原価に充当した額との差額
一部除却資産の一部だけを処分する帳簿価額のうち、処分した部分に対応する額を除却損

確認:どのパターンも、まず減価償却累計額を取り崩して帳簿価額(取得原価-累計額)を確定するところから始めます。対価の有無と、新資産の取得を伴うかどうかで、パターンを見分けます。

混同しやすい語との違い

試験でのよく問われ方

ミニ演習(3問・即時採点)

Q1. 対価をほぼ受け取らずに固定資産を処分するパターンはどれですか?(答えを見る)

対価をほぼ受け取らず処分するのは除却で、帳簿価額のほぼ全額が固定資産除却損になります。

Q2. 新資産の取得と同時に旧資産を引き渡すパターンはどれですか?(答えを見る)

新資産の取得と同時に旧資産を引き渡すのは下取りです。旧資産の帳簿価額と充当額との差額を損益にします。

Q3. 除売却パターンに共通する最初のステップはどれですか?(答えを見る)

どのパターンも、まず減価償却累計額を取り崩して帳簿価額を確定するところから始めます。