ドリル:売上・売上原価
売上原価は、「期首商品を戻す」「期末商品を残す」の2つを先に押さえると崩れにくい論点です。このページでは、そのあとに表示と在庫計算法まで確認します。
最初はこの順で進める
- 初回: 第1部で期末振替と売上原価を確認してから、第2部で在庫計算法の違いへ進みます。
- 論点補強: 三分法とP/L表示で止まるなら第1部だけ、先入先出法や移動平均法で止まるなら第2部だけを先に見ます。
- 直前確認: 「期首を戻す」「期末を残す」を一言で言えるかを確かめます。
迷ったら、まず期首商品と期末商品の振替方向だけを確認します。
第1部:算定と表示
まずは、期首商品・仕入・期末商品の3つから売上原価を出す流れを固めます。
- 期首150、仕入600、期末180。売上原価はいくら?
答え
570(=150+600−180)
- 期末振替の正しい組合せは?
答え
繰越商品 / 仕入(期首戻し)、仕入 / 繰越商品(期末繰越)です。
解説
三分法では、期首商品は仕入勘定へ振り替えて売上原価計算に含め、期末商品は仕入勘定から切り離して翌期へ繰り越します。
- 売上総利益はいくら?(売上1,200)
答え
630(=1,200−570)
第2部:在庫計算法の影響
次に、同じ商品でも在庫計算法で売上原価と期末在庫がどう変わるかを見ます。
- 移動平均法の単価更新式は?
答え
(在庫数量×旧単価+入荷数量×仕入単価)÷合計数量
- 先入先出法はインフレ局面で売上原価がどう出やすい?
答え
低め(在庫は高め)