工業簿記2級 / ミニ問題
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直接工賃金と間接工賃金を振り分ける
労務費は、製品や製造指図書へ直接ひも付くものと、工場全体の管理にかかるものに分かれます。このミニ問題では、直接工賃金と間接工賃金の判定を確認します。
問題
当月の労務費のうち、製造指図書No.205へ直接集計できる作業員賃金が48,000円、工場長の給与が12,000円でした。直接工賃金と間接工賃金の金額をそれぞれ求めてください。
特定の製造指図書へ直接ひも付くかどうかで判定します。
正答
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直接工賃金: 48,000円
間接工賃金: 12,000円
製造指図書No.205へ直接集計できる作業員賃金 = 48,000円 → 直接工賃金
工場全体を管理する工場長給与 = 12,000円 → 間接工賃金
製品や指図書ごとに追跡できる賃金は直接、できないものは間接として扱います。
解説
解説は、答え → 根拠 → ひっかかりやすい点 の順で読めるようにそろえています。
直接工賃金は、特定の製造指図書や製品へそのまま集計できる賃金です。この問題では、No.205へ直接ひも付く48,000円が直接工賃金に当たります。
一方、工場長の給与は工場全体の管理にかかるもので、個別の製品へ直接ひも付けられません。そのため12,000円は間接工賃金です。
よくあるミスは、工場で働く人の賃金をすべて直接工賃金にしてしまうことです。製品別に追跡できるか を先に見ると判定が安定します。