工業簿記2級 / ミニ問題

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M-IND-10 / 総合原価計算

総合原価計算で完成品換算量を求める

総合原価計算では、月末仕掛品を完成品に言い換えた数量で考えます。このミニ問題では、材料費と加工費の完成品換算量を分けて求める基本だけを確認します。

難易度: 標準所要時間: 4分形式: 計算1問

問題

ある工程で当月完成品は480個、月末仕掛品は60個で加工進捗度は50%でした。材料は工程の始点で投入します。材料費と加工費について、それぞれの完成品換算量を求めてください。

完成品数量480個
月末仕掛品数量60個
月末仕掛品の加工進捗度50%

材料は始点投入なので、月末仕掛品も材料費については100%換算になります。

正答

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材料費の完成品換算量: 540個

加工費の完成品換算量: 510個

材料費の完成品換算量 = 480個 + 60個 = 540個

加工費の完成品換算量 = 480個 + 60個 × 50% = 510個

材料費と加工費で換算量の出し方が異なるので、費目ごとに分けて計算します。

解説

解説は、答え → 根拠 → ひっかかりやすい点 の順で読めるようにそろえています。

完成品換算量は、月末仕掛品を「完成品何個分か」に言い換えた数量です。完成品480個は、材料費も加工費もそのまま480個として数えます。

材料は始点投入なので、月末仕掛品60個は材料費について100%投入済みです。したがって、材料費の完成品換算量は480個 + 60個で540個になります。

加工費は月末仕掛品の進捗度50%だけを反映するので、480個 + 60個×50% = 510個です。材料費と加工費で進捗の扱いが違うことを先に確認すると、総合原価計算は崩れにくくなります。