工業簿記2級 / ミニ問題

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M-IND-11 / 総合原価計算

減損があるときの完成品換算量

総合原価計算では、減損が発生すると換算量へどう反映するかが重要です。このミニ問題では、正常減損を材料始点投入の前提で整理します。

難易度: やや難しめ 所要時間: 5分 形式: 計算1問

問題

ある工程で当月完成品は450個、月末仕掛品は40個(加工進捗度50%)、正常減損は10個でした。材料は工程の始点で投入し、正常減損は終点で発生します。

材料費と加工費について、それぞれの完成品換算量を求めてください。

正常減損が終点発生なら、材料も加工も100%まで進んだ後に減損したものとして扱います。

正答

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材料費の完成品換算量: 500個

加工費の完成品換算量: 480個

材料費換算量 = 完成品450個 + 月末仕掛品40個 + 正常減損10個 = 500個

加工費換算量 = 完成品450個 + 月末仕掛品40個 × 50% + 正常減損10個 = 480個

正常減損が終点で起こるなら、減損品も材料費・加工費ともに換算量へ含めます。

解説

解説は、答え → 根拠 → ひっかかりやすい点 の順で読めるようにそろえています。

この問題のポイントは、正常減損が終点で発生することです。終点発生なら、減損した10個も工程を最後まで進んだとみなします。

材料は始点投入なので、完成品450個、月末仕掛品40個、正常減損10個をそのまま足して500個です。

加工費は月末仕掛品だけ進捗度50%を反映し、450個 + 20個 + 10個で480個です。減損の発生点を先に確認すると計算を誤りにくくなります。