工業簿記2級 / ミニ問題

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M-IND-11 / 総合原価計算

総合原価計算で完成品原価と月末仕掛品原価を求める

総合原価計算では、完成品換算量を出したあとに単位原価を求め、完成品と月末仕掛品へ原価を配分します。このミニ問題では、その一連の流れを平均法で確認します。

難易度: やや難しめ 所要時間: 5分 形式: 計算1問

問題

ある工程の月初仕掛品は100個(加工進捗度40%)で、原価は材料費20,000円、加工費16,000円です。当月投入は400個、当月完成は420個、月末仕掛品は80個(加工進捗度75%)でした。当月製造費用は材料費80,000円、加工費80,000円です。平均法により、完成品原価と月末仕掛品原価を求めてください。なお、材料は工程の始点で投入します。

平均法では、月初仕掛品原価と当月製造費用をまとめて単位原価を出します。

正答

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完成品原価: 168,000円

月末仕掛品原価: 28,000円

材料費合計 = 20,000円 + 80,000円 = 100,000円

加工費合計 = 16,000円 + 80,000円 = 96,000円

材料費の完成品換算量 = 420個 + 80個 = 500個

加工費の完成品換算量 = 420個 + 80個 × 75% = 480個

材料費単価 = 100,000円 ÷ 500個 = 200円

加工費単価 = 96,000円 ÷ 480個 = 200円

完成品原価 = 420個 × (200円 + 200円) = 168,000円

月末仕掛品原価 = 80個 × 200円 + 80個 × 75% × 200円 = 28,000円

材料費と加工費を別々に単位原価へ直し、完成品と月末仕掛品へ配分します。

解説

解説は、答え → 根拠 → ひっかかりやすい点 の順で読めるようにそろえています。

平均法では、月初仕掛品原価と当月製造費用を合計して単位原価を求めます。したがって、材料費合計は100,000円、加工費合計は96,000円です。

材料は始点投入なので、完成品420個と月末仕掛品80個をそのまま材料費の完成品換算量500個として扱います。加工費は月末仕掛品80個に進捗度75%を掛けるので、420個 + 60個で480個です。

今回は材料費単価も加工費単価も200円になるので、完成品原価は420個×400円で168,000円、月末仕掛品原価は材料16,000円と加工12,000円の合計28,000円です。換算量と単位原価を費目別に分けて追うと、原価配分は崩れにくくなります。