減価償却費
固定資産の価値を耐用年数で費用化する科目。
仕訳例
- 計上: 借方 減価償却費 / 貸方 減価償却累計額
学習の使い所
「減価償却費」は固定資産の価値を耐用年数で費用化する科目。このページでは定義と取引例を合わせて確認し、理解を段階的に整理していきましょう。
試験対策では「減価償却費」が仕訳に現れたときの借方・貸方の動きや関連勘定を瞬時に判断できるよう、練習問題で反復しておきます。
実務では「減価償却費」の増減を日次で記録し、根拠資料と元帳の照合を怠らないことが内部統制の第一歩です。
ミニ問題(減価償却費)
選択肢から答えを選びましょう。正答と解説は「▼」を押すまで表示しません。
Q1. 減価償却費の性質は?
- A. 費用
- B. 資産
- C. 負債
▼ 正答と解説を表示
正解:A(費用)
固定資産の取得原価を期間配分する費用です。
Q2. 減価償却費計上時の相手勘定で一般的なのは?
- A. 減価償却累計額
- B. 現金
- C. 備品
▼ 正答と解説を表示
正解:A(減価償却累計額)
間接法では減価償却累計額(資産のマイナス項目)を用います。
Q3. 減価償却費が増えると純資産はどうなりますか?
- A. 減少
- B. 増加
- C. 不変
▼ 正答と解説を表示
正解:A(減少)
費用増=利益減少を通じて純資産が減少します。