支払手数料
振込手数料、代引手数料などの各種手数料の費用。
仕訳例
- 銀行振込で発生: 借方 支払手数料 / 貸方 普通預金
| 日付 | 借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
|---|---|---|---|---|
| 5/11 | 支払手数料 | 440 | 普通預金 | 440 |
仕訳例の読み方(会話)
学習者:支払手数料の表は何を示していますか?
先生:振込などで発生した手数料の処理です。「支払手数料」は費用なので、増えるときは借方、相手の貸方は支払手段(普通預金など)になります。
学習者:どこから見ると分かりやすいですか?
先生:費用の増加(借方)→支払手段で貸方を決める、の順で確認しましょう。
学習の使い所
「支払手数料」は振込手数料、代引手数料などの各種手数料の費用。このページでは定義と取引例を合わせて確認し、理解を段階的に整理していきましょう。
試験対策では「支払手数料」が仕訳に現れたときの借方・貸方の動きや関連勘定を瞬時に判断できるよう、練習問題で反復しておきます。
実務では「支払手数料」の増減を日次で記録し、根拠資料と元帳の照合を怠らないことが内部統制の第一歩です。
ミニ問題(支払手数料)
選択肢から答えを選びましょう。正答と解説は「▼」を押すまで表示しません。
Q1. 支払手数料の例として適切なのは?
- A. 振込手数料
- B. 売上
- C. 受取利息
▼ 正答と解説を表示
正解:A(振込手数料)
振込・決済に関わる費用は支払手数料で処理します。
Q2. 支払手数料の典型例はどれですか?
- A. 銀行振込手数料
- B. 売上割引
- C. 受取利息
▼ 正答と解説を表示
正解:A(銀行振込手数料)
振込時に徴収される少額の手数料は支払手数料で処理します。