普通預金(預金)
銀行口座の残高。資産なので借方で増加。
仕訳例
| 日付 | 借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
|---|---|---|---|---|
| 5/14 | 水道光熱費 | 3,200 | 普通預金 | 3,200 |
| 5/25 | 普通預金 | 500 | 受取利息 | 500 |
| 5/18 | 普通預金 | 30,000 | 現金 | 30,000 |
仕訳例の読み方(会話)
学習者:普通預金の表は何を見せていますか?
先生:口座振替で減るケース、利息や入金で増えるケースなど、代表的な増減の並びです。「普通預金」は資産なので、増えるときは借方、減るときは貸方に記入します。
学習者:相手科目はどう判断しますか?
先生:公共料金なら借方に費用(水道光熱費)、利息入金なら貸方に「受取利息」、現金を預けたなら貸方は「現金」です。
学習者:読む順番のコツは?
先生:普通預金が増える/減る側を先に確定し、相手が費用・収益・現金のどれかを選ぶと迷いにくいです。
学習の使い所
「普通預金(預金)」は銀行口座の残高。資産なので借方で増加。このページでは定義と取引例を合わせて確認し、理解を段階的に整理していきましょう。
試験対策では「普通預金(預金)」が仕訳に現れたときの借方・貸方の動きや関連勘定を瞬時に判断できるよう、練習問題で反復しておきます。
実務では「普通預金(預金)」の増減を日次で記録し、根拠資料と元帳の照合を怠らないことが内部統制の第一歩です。
ミニ問題(普通預金(預金))
選択肢から答えを選びましょう。正答と解説は「▼」を押すまで表示しません。
Q1. 普通預金の増加はどちらに記入しますか?
- A. 借方
- B. 貸方
▼ 正答と解説を表示
正解:A(借方)
普通預金(資産)は借方で増加、貸方で減少します。
Q2. 現金を銀行に預け入れた仕訳は?
- A. 借 普通預金/貸 現金
- B. 借 現金/貸 普通預金
- C. 借 売掛金/貸 普通預金
▼ 正答と解説を表示
正解:A(借 普通預金/貸 現金)
資産の振替(現金↓、普通預金↑)です。