固定資産売却益
固定資産売却益とは、土地を帳簿価額より高い価額で売却したときに生じる収益です。売却価額と帳簿価額の差額を貸方に計上し、簿記初級で売却損益を扱うのは土地だけです。代金を後日受け取る場合は、当座預金の代わりに未収入金を使います。
基本情報
| 分類 | 収益(損益計算書) |
|---|---|
| 増えるとき | 貸方(土地の売却価額が帳簿価額を上回ったとき) |
| 減るとき | (通常は発生しません) |
| 代表的な相手科目 | 土地・当座預金・未収入金 |
| 試験での問われ方 | 売却価額と帳簿価額の差額の算定、貸方への計上、土地以外は対象外であること |
仕訳例
帳簿価額800,000円の土地を950,000円で売却し、代金は当座預金口座に入金された例です。
| 日付 | 借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
|---|---|---|---|---|
| 6/20 | 当座預金 | 950,000 | 土地 | 800,000 |
| 固定資産売却益 | 150,000 |
表の読み方:売却価額950,000円と帳簿価額800,000円の差額150,000円を、固定資産売却益として貸方に計上します。借方の当座預金は、受け取った売却代金の全額です。代金を後日受け取ることにした場合は、当座預金の代わりに未収入金を借方に使います。
混同しやすい語との違い
試験でのよく問われ方
- 売却価額と帳簿価額のどちらが大きいかを確認し、差額を貸方に計上できるかを問う出題。
- 代金を後日受け取る場合に、未収入金で処理できるかを問う出題。
- 簿記初級で売却損益の対象になるのは土地だけであることを問う出題。
ミニ演習(3問・即時採点)
Q1. 帳簿価額800,000円の土地を950,000円で売却し、代金は当座預金口座に入金された。貸方に計上する収益科目はどれですか?(答えを見る)
売却価額950,000円が帳簿価額800,000円を上回るため、差額150,000円を固定資産売却益として貸方に計上します。
Q2. 土地を帳簿価額より高く売却し、代金は後日受け取ることにした。増加する資産科目はどれですか?(答えを見る)
土地の売却代金は商品の売買ではないため、売掛金ではなく未収入金で処理します。
Q3. 固定資産売却益の分類として正しいものはどれですか?(答えを見る)
固定資産売却益は、土地の売却価額が帳簿価額を上回ったときに生じる収益です。
関連
- ガイドで学ぶ:固定資産・資本金・税金
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