雑収入

雑収入とは、本業の売上以外で生じた、少額で付随的な収益です。増えたときは貸方に記入し、他の収益科目に当てはまらないものをここでまとめます。

基本情報

雑収入の分類と使いどころ
分類収益(損益計算書)
増えるとき貸方(本業以外の少額の収入があったとき)
減るとき借方(計上の取消など、まれなケース)
代表的な相手科目現金・普通預金
試験での問われ方本業の売上とは言えない少額の収入を、雑収入として見分ける(第1問・第2問)

仕訳例

使用済み段ボールの売却代金と、自動販売機の設置手数料を現金で受け取った場面です。

仕訳の例(雑収入)5列
日付借方科目借方金額貸方科目貸方金額
5/12現金800雑収入800
5/25現金1,200雑収入1,200

どちらも、受け取った現金という資産が借方で増え、本業の売上ではない付随的な収益が貸方で増えます。売上や受取利息のように内容がはっきり決まった収益科目に当てはまらない、少額な入金をまとめて雑収入で処理します。

混同しやすい語との違い

試験でのよく問われ方

ミニ演習(3問・即時採点)

Q1. 雑収入の典型例は?(答えを見る)

使用済み段ボールや空き缶の売却代金のように、本業の商品売買ではない少額の入金が雑収入の典型例です。商品の売上代金は売上、銀行からの借入金は負債(借入金)で、どちらも雑収入とは別です。

Q2. 雑収入として処理する条件はどれですか?(答えを見る)

本業の売上ではない、少額で付随的な収益であることが条件です。毎月継続して発生する売上や、得意先との掛け取引は、通常の収益科目(売上など)で処理します。

Q3. 自動販売機の設置手数料を現金で受け取った。仕訳の貸方科目は?(答えを見る)

本業の商品販売ではない付随的な収入なので、貸方は雑収入です。借方には受け取った現金を記入します。