仮払消費税
購入時に支払った消費税。資産(控除対象)。
期末処理例
- 相殺: 借方 仮受消費税 / 貸方 仮払消費税(差額は未払消費税等)
学習の使い所
「仮払消費税」は購入時に支払った消費税。資産(控除対象)。このページでは定義と取引例を合わせて確認し、理解を段階的に整理していきましょう。
試験対策では「仮払消費税」が仕訳に現れたときの借方・貸方の動きや関連勘定を瞬時に判断できるよう、練習問題で反復しておきます。
実務では「仮払消費税」の増減を日次で記録し、根拠資料と元帳の照合を怠らないことが内部統制の第一歩です。
ミニ問題(仮払消費税)
選択肢から答えを選びましょう。正答と解説は「▼」を押すまで表示しません。
Q1. 「仮払消費税」の性質はどれですか?
- A. 資産
- B. 負債
- C. 収益
▼ 正答と解説を表示
正解:A(資産)
仕入等で立替えた消費税は資産として記録します。
Q2. 税込経理方式で仕入時の消費税は通常どうなりますか?
- A. 仕入に含める
- B. 別勘定で管理
- C. 売上に含める
▼ 正答と解説を表示
正解:A(仕入に含める)
税込方式では仕入勘定に含めます(本教材の想定に従う問題に合わせましょう)。
Q3. 期末に仮払税額が仮受を上回る場合の差額は?
- A. 還付(資産)
- B. 納付(負債)
- C. 費用化
▼ 正答と解説を表示
正解:A(還付(資産))
差引還付となる場合は資産的性格を持ちます。