貸付金

貸付金とは、他者に資金を貸し付けたときに生じる、返済を受ける権利を表す資産の勘定科目です。増えるときは借方、返済を受けて減るときは貸方に記入します。

基本情報

貸付金の分類と使いどころ
分類資産(貸借対照表)
増えるとき借方(資金を貸し付けたとき)
減るとき貸方(返済を受けたとき)
代表的な相手科目普通預金受取利息 など
試験での問われ方貸付時・返済時の仕訳、借入金との違い

仕訳例

取引先に資金を貸し付けた場面、利息を受け取った場面、返済を受けた場面の3つです。

仕訳の例(貸付金)5列
日付借方科目借方金額貸方科目貸方金額
5/1貸付金200,000普通預金200,000
5/31普通預金1,000受取利息1,000
6/1普通預金200,000貸付金200,000

表の読み方:貸し付けた時点(5/1)は貸付金が借方で増加し、返済を受けた時点(6/1)は貸方で減少します。利息の受取り(5/31)は受取利息という収益で、貸付金そのものとは別に処理します。

混同しやすい語との違い

試験でのよく問われ方

ミニ演習(3問・即時採点)

Q1. 取引先に資金200,000円を貸し付け、普通預金から支払った。借方の科目は?(答えを見る)

資金を貸し付けたので、貸付金(資産)が借方で増加します。貸方は普通預金です。

Q2. 貸付金200,000円の返済を、普通預金口座で受けた。借方の科目は?(答えを見る)

返済を受けたので普通預金(資産)が借方で増加し、貸方で貸付金(資産)が減少します。

Q3. 貸付金の利息を受け取った場合に使う収益の科目はどれですか?(答えを見る)

貸付金にかかる利息は受取利息という収益で処理します。貸付金そのものとは別の科目です。