売上原価対立

売上高と売上原価を「対(ペア)」で捉え、売上原価を計算して損益計算書へつなげる考え方です。2級では、期末棚卸から売上原価を素早く組み立てるための“見取り図”として使います。

型(売上原価の組み立て)
要素結論
期首商品棚卸高当期の売上に含まれる可能性がある原価(スタート地点)
当期仕入当期に追加で販売可能になった原価
期末商品棚卸高当期に売れていない原価(売上原価から除外)

ポイント:ここで迷ったら、「売れた分だけ原価が費用化される」という1文に戻りましょう。売れ残った分(期末棚卸)は費用ではありません。

関連:売上原価期末商品棚卸高三分法(期末振替)

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演習(ガイド・問題)

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