売上原価対立

売上高と売上原価を「対(ペア)」で捉え、売上原価を計算して損益計算書へつなげる考え方です。2級では、期末棚卸から売上原価を素早く組み立てるための“見取り図”として使います。

型(売上原価の組み立て)
要素結論
期首商品棚卸高当期の売上に含まれる可能性がある原価(スタート地点)
当期仕入当期に追加で販売可能になった原価
期末商品棚卸高当期に売れていない原価(売上原価から除外)

ポイント:ここで迷ったら、「売れた分だけ原価が費用化される」という1文に戻りましょう。売れ残った分(期末棚卸)は費用ではありません。

関連:売上原価期末商品棚卸高三分法(期末振替)

判断のコツ・見分け方

  • 売上と売上原価を対応させて考える説明が出たら、売上原価対立の視点です。
  • 「売れた分だけ費用化」という一文に戻ると、期末棚卸を引く理由が見えやすくなります。
  • 期首商品と当期仕入を足し、期末商品を引く流れを式ではなく意味で覚えるとミスしにくくなります。

似ている論点との区別

次に読む(3つ)

演習(ガイド・問題)

よくある誤り(2つ)

FAQ

なぜ期末商品棚卸高を引くのですか?

期末に残っている商品はまだ売れていないため、当期の売上原価にはならないからです。

売上原価対立はどこで役立ちますか?

売上原価の式を組み立てる場面や、三分法の期末振替を意味で理解したい場面で役立ちます。