簿記2級 商業簿記 一問一答|株式会社会計・企業結合・連結:内部取引の整理

簿記2級 商業簿記の「株式会社会計・企業結合・連結:内部取引の整理」を5問×2セット・計10問で確認。資本取引、のれん、連結上の内部取引消去の基本目的を区別する。答え合わせの後に理由を読み、迷った点は対応する教材で復習できます。結果から次の演習へ進めます。

対象:2026年度(2027年3月31日まで)の出題範囲。

基礎の5問で確認する

選択肢を選んで答え合わせをすると、判断の理由が表示されます。途中の進み具合はこの端末に保存されます。

第1問 新株発行により会社へ払い込まれた資金を、純資産の部で受け入れる基本となる勘定はどれか。
  1. 資本金
  2. 仕入
  3. 売上
  4. 支払利息

正解:資本金

会社設立・増資の払込は資本取引であり、資本金等として処理します。

解説で確認する

第2問 取得対価700,000円、取得した識別可能純資産の時価600,000円(100%取得)のとき、のれんはどれか。
  1. 0円
  2. 600,000円
  3. 100,000円
  4. 700,000円

正解:100,000円

取得対価700,000円−純資産時価600,000円=のれん100,000円です。

解説で確認する

第3問 親会社が保有する子会社株式と、子会社の資本を連結で相殺する処理はどれか。
  1. 税抜処理
  2. 資本連結
  3. 部門別計算
  4. 売上原価計算

正解:資本連結

投資と資本の重複を消す処理は資本連結です。

解説で確認する

第4問 連結上、親会社から子会社への商品売上を消去する主な理由はどれか。
  1. 減価償却を止めるため
  2. 企業集団内部の売上を外部売上と重複表示しないため
  3. 現金を増やすため
  4. 税率を下げるため

正解:企業集団内部の売上を外部売上と重複表示しないため

集団内の取引は外部との取引ではないため、連結上は重複を消去します。

解説で確認する

第5問 子会社の当期利益のうち、親会社以外の株主に帰属する部分を何というか。
  1. 資本金
  2. 為替差益
  3. 売上割戻
  4. 非支配株主持分

正解:非支配株主持分

部分所有の連結では親会社以外の持分を非支配株主持分として区別します。

解説で確認する

追加の5問で確認する

この追加セットも、選択肢を選んで答え合わせをします。進み具合は基礎の5問とは別に、この端末へ保存されます。

第1問 親会社が原価100円の商品を子会社へ150円で販売し、子会社は期末にその商品を外部へ販売していない。連結上、商品について必要な修正はどれか。
  1. 商品を50円減額する
  2. 商品を150円減額する
  3. 商品を50円増額する
  4. 商品は修正しない

正解:商品を50円減額する

子会社の期末商品には、親会社が計上した内部利益50円が含まれています。連結ではグループ外へまだ販売されていないため、この未実現利益を消去して商品を50円減額します。

解説で確認する

第2問 親会社が帳簿価額1,000円の土地を子会社へ1,200円で売却し、子会社は期末もその土地を保有している。連結上、土地をいくら修正するか。
  1. 200円増額する
  2. 修正しない
  3. 1,000円減額する
  4. 200円減額する

正解:200円減額する

土地はグループ外へ売却されていないため、内部売却益200円は未実現です。連結上は内部売却前の帳簿価額に戻すため、土地を200円減額します。

解説で確認する

第3問 親会社が原価80円の商品を子会社へ100円で販売した後、子会社が同じ商品を期中に外部顧客へ120円で販売した。期末の連結貸借対照表で、この取引に関して商品に必要な未実現利益の修正額はどれか。
  1. 20円の減額
  2. 0円
  3. 100円の減額
  4. 20円の増額

正解:0円

商品はすでにグループ外へ販売されており、親会社の内部利益20円は外部販売により実現しています。期末商品は残らないため、商品に対する未実現利益の修正額は0円です。

解説で確認する

第4問 親会社の子会社に対する売掛金300円と、子会社の親会社に対する買掛金300円が期末に残っている。連結上の処理として正しいものはどれか。
  1. 売掛金だけを消去する
  2. 買掛金だけを消去する
  3. 両方を売上へ振り替える
  4. 売掛金と買掛金をともに消去する

正解:売掛金と買掛金をともに消去する

連結財務諸表はグループを一つの企業とみるため、親子会社間の債権債務は外部に対する資産・負債ではありません。対応する売掛金と買掛金をともに消去します。

解説で確認する

第5問 親会社が子会社へ商品を販売した取引と、子会社が外部顧客へ商品を販売した取引がある。連結上、売上高と売上原価の消去の対象となるのはどれか。
  1. 外部顧客が子会社へ行った支払
  2. 親会社が外部仕入先から行った仕入
  3. 親会社から子会社への販売
  4. 子会社から外部顧客への販売

正解:親会社から子会社への販売

連結ではグループ内の取引を一企業内部の移動として扱います。そのため親会社から子会社への販売を売上高・売上原価から消去し、外部顧客への販売は消去しません。

解説で確認する

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