社債株式の基礎

用語と処理の位置づけを確認し、必要最小限の型を先に掴んでいきましょう。自己株式や配当・剰余金処分の位置づけも押さえます。

この章のゴール

  • 発行・利息処理の基本を説明できる
  • 償却原価法(定額法)の初歩を理解する
  • 表示のポイントを把握する

学ぶ順番

  1. 発行と利息
  2. 償却原価法の基礎
  3. 表示と注記

図解:社債・株式・自己株式の位置づけ

負債か純資産か、発行後にどこを見るかを最初に分けておくと、利息・配当・自己株式の論点が混ざりにくくなります。

社債・株式・自己株式の関係図 投資家からの資金調達を社債と株式に分け、社債は負債で利息、株式は純資産で配当、自己株式は純資産の控除として整理した図。 投資家から資金調達 借りるか、出資を受けるか 社債 負債として計上 発行後は利息と帳簿価額を追う 株式 純資産として計上 発行後は配当・処分・自己株式 割引・打歩があると帳簿価額を調整 自己株式は純資産の控除として扱う
この図で先に見る点: 左へ落ちたら「負債なので利息と帳簿価額」、右へ落ちたら「純資産なので配当・処分・自己株式」と分けます。問題文を読んだら、まず負債か純資産かを確定してから個別論点へ進みます。

生徒社債の利息や発行差金、最初のつまずきポイントは?

先生:まずは券面利率と実効利率の区別です。2級では定額法(償却原価法の簡便法)が中心。利息認識と差金の償却をセットで考えます。

生徒株式はどこまで必要ですか。

先生:発行の基本と、配当や剰余金処分の位置づけを押さえれば十分です。自己株式の扱いも概念レベルで確認しましょう。

まずはミニ問題

ミニ問題F(社債株式 を解いてみましょう。

対応する演習

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