工業簿記2級 / ミニ問題

工業簿記2級の1問演習ページです。ここでは演習カテゴリ内の移動だけを案内します。

M-IND-13 / 総合原価計算

先入先出法の加工費換算量

先入先出法では、月初仕掛品の未完成分と当月着手完成分を分けて考えます。このミニ問題では、加工費の完成品換算量だけに絞って整理します。

難易度: やや難しめ 所要時間: 5分 形式: 計算1問

問題

月初仕掛品は80個で加工進捗度50%、当月投入は420個、当月完成は450個、月末仕掛品は50個で加工進捗度40%でした。先入先出法により、加工費の完成品換算量を求めてください。

月初仕掛品は、すでに50%まで加工済みなので、当月分として入れるのは残り50%だけです。

正答

答えを見る

加工費の完成品換算量: 430個

月初仕掛品の追加加工 = 80個 × 50% = 40個

当月着手完成 = 450個 - 80個 = 370個

月末仕掛品 = 50個 × 40% = 20個

加工費換算量 = 40個 + 370個 + 20個 = 430個

先入先出法では、月初仕掛品をいったん分解し、当月に追加で必要だった加工分だけを換算量へ入れます。

解説

解説は、答え → 根拠 → ひっかかりやすい点 の順で読めるようにそろえています。

まず月初仕掛品80個は、前月までに加工進捗度50%まで終わっています。したがって、当月分として換算量へ入れるのは残り50%分の40個です。

次に、当月着手完成は完成品450個から月初仕掛品80個を引いた370個です。月末仕掛品は50個×40%で20個になります。

これらを合計すると430個です。先入先出法では、月初仕掛品の未完成分を最初に切り出す ことが最重要です。