立替金

立替金とは、社員など他人が負担すべき代金を、会社が一時的に立て替えたときに使う資産の勘定科目です。あとで給料から差し引く、または現金で返してもらうなどして精算します。

基本情報

立替金の分類と使いどころ
分類資産(貸借対照表)
増えるとき借方(他人の代金を立て替えて支払ったとき)
減るとき貸方(現金で返済を受けた、給料から差し引いたとき など)
代表的な相手科目現金給料 など
試験での問われ方立替時・精算時の仕訳、仮払金・預り金との使い分け

仕訳例

従業員の私用の代金を一時的に立て替えた場面と、その返済を受けた場面です。

仕訳の例(立替金)5列
日付借方科目借方金額貸方科目貸方金額
5/8立替金3,000現金3,000
5/25現金3,000立替金3,000

表の読み方:立て替えた時点(5/8)は立替金が借方で増加し、返済を受けた時点(5/25)は立替金が貸方で減少します。

混同しやすい語との違い

試験でのよく問われ方

ミニ演習(3問・即時採点)

Q1. 従業員が個人的に負担すべき代金3,000円を、会社が現金で立て替えた。借方の科目は?(答えを見る)

他人の代金を一時的に立て替えたので、立替金(資産)が借方で増加します。貸方は現金です。

Q2. 立て替えていた3,000円を、給料から差し引いて精算した。貸方の科目は?(答えを見る)

精算により立替金(資産)が貸方で減少します。給料から差し引く形で回収します。

Q3. 内容や金額がまだ確定していない出張費用を、とりあえず現金で渡した。使う科目は?(答えを見る)

立替金は他人の代金を立て替えたときに使う科目です。自社の支払いで内容未確定なら仮払金を使います。