旅費交通費

出張や移動にかかった交通費・宿泊費などの費用。

仕訳例

仕訳の例(旅費交通費)5列
現金での立替精算や振込精算の例。
日付 借方科目 借方金額 貸方科目 貸方金額
5/11 旅費交通費 5,400 現金 5,400
5/20 旅費交通費 12,800 普通預金 12,800

仕訳例の読み方(会話)

学習者:旅費交通費の表はどう見ればよいですか?

先生:「旅費交通費」は費用なので、精算で増えるときは借方です。相手の貸方は、現金精算なら「現金」、振込精算なら「普通預金」になります。

学習者:素早い判断のコツは?

先生:費用の側(借方)を先に決め、支払方法から貸方を選ぶ——この順で読むとスムーズです。

学習の使い所

「旅費交通費」は出張や移動にかかった交通費・宿泊費などの費用。このページでは定義と取引例を合わせて確認し、理解を段階的に整理していきましょう。

試験対策では「旅費交通費」が仕訳に現れたときの借方・貸方の動きや関連勘定を瞬時に判断できるよう、練習問題で反復しておきます。

実務では「旅費交通費」の増減を日次で記録し、根拠資料と元帳の照合を怠らないことが内部統制の第一歩です。

関連:費用立替金

ミニ問題(旅費交通費)

選択肢から答えを選びましょう。正答と解説は「▼」を押すまで表示しません。

Q1. 旅費交通費の区分は?

  • A. 費用
  • B. 資産
  • C. 収益
▼ 正答と解説を表示

正解:A(費用)

移動・出張にかかる費用です。立替精算と区別して処理します(→ ../advances-receivable/index.html)。

Q2. 旅費交通費の支払方法で誤りはどれ?

  • A. 現金精算
  • B. 振込精算
  • C. 受取利息で処理
▼ 正答と解説を表示

正解:C(受取利息で処理)

旅費交通費は費用科目で処理し、受取利息(収益)ではありません。

対応する演習