クレジット売掛金

クレジット売掛金とは、クレジットカード決済による売上代金について、信販会社に請求する権利を表す資産です。売上時にクレジット売掛金として計上し、信販会社からの入金時には支払手数料を差し引いた残額を受け取ります。相手が得意先ではなく信販会社である点が、売掛金との違いです。

基本情報

クレジット売掛金の分類と使いどころ
分類資産(貸借対照表)
増えるとき借方(クレジットカード決済で売上を計上したとき)
減るとき貸方(信販会社から代金が入金されたとき)
代表的な相手科目売上普通預金支払手数料
試験での問われ方売上計上時・入金時の仕訳、支払手数料の扱い、売掛金との使い分け

仕訳例

商品50,000円をクレジットカード決済で販売し、後日、信販会社から手数料1,000円を差し引いた残額が普通預金口座に入金された例です。

仕訳の例(クレジット売掛金)5列
売上時→入金時の順。入金時は手数料を差し引いた残額だけが普通預金に入ります。
日付 借方科目 借方金額 貸方科目 貸方金額
6/3 クレジット売掛金 50,000 売上 50,000
6/25 普通預金 49,000 クレジット売掛金 50,000
支払手数料 1,000

表の読み方:売上時(6/3)はクレジット売掛金が借方で増加します。入金時(6/25)は、普通預金の入金額と支払手数料の合計がクレジット売掛金の金額と一致するように、貸方で全額を減少させます。

混同しやすい語との違い

試験でのよく問われ方

ミニ演習(3問・即時採点)

Q1. 商品50,000円をクレジットカード決済で販売した。増加する資産科目はどれですか?(答えを見る)

クレジットカード決済の代金は信販会社に請求する権利であるクレジット売掛金として計上します。

Q2. クレジット売掛金50,000円について、信販会社から手数料1,000円が差し引かれた残額が普通預金口座に入金された。借方に計上する費用科目はどれですか?(答えを見る)

信販会社からの入金は手数料が差し引かれるため、差額は支払手数料として借方に計上します。

Q3. クレジット売掛金と売掛金の違いを分ける基準はどれですか?(答えを見る)

商品を買った得意先に請求する権利は売掛金、信販会社に請求する権利はクレジット売掛金です。