仮受金

仮受金とは、誰から何のための入金か内容がまだ確定していない受取りを、一時的に処理しておく負債の勘定科目です。内容が確定した時点で、本来の科目へ振り替えます。

基本情報

仮受金の分類と使いどころ
分類負債(貸借対照表)
増えるとき貸方(内容未確定のまま入金があったとき)
減るとき借方(内容が確定し、本来の科目へ振り替えたとき)
代表的な相手科目普通預金売掛金 など
試験での問われ方受入時・確定時の仕訳、預り金との使い分け

仕訳例

内容不明のまま普通預金口座に入金があった場面と、その後、売掛金の回収だったと判明した場面です。

仕訳の例(仮受金)5列
日付借方科目借方金額貸方科目貸方金額
5/9普通預金50,000仮受金50,000
5/16仮受金50,000売掛金50,000

表の読み方:入金があった時点(5/9)は仮受金が貸方で増加し、内容が確定した時点(5/16)は借方で減少して売掛金などへ振り替わります。

混同しやすい語との違い

試験でのよく問われ方

ミニ演習(3問・即時採点)

Q1. 内容不明のまま普通預金口座に50,000円の入金があった。貸方の科目は?(答えを見る)

内容が確定していない入金なので、仮受金(負債)が貸方で増加します。借方は普通預金です。

Q2. 先の入金が売掛金の回収だったと判明した。借方の科目は?(答えを見る)

内容が確定したので、仮受金(負債)を借方で消し、貸方に売掛金を計上します。

Q3. 源泉所得税など、内容がはっきりしている他人のお金を預かる場合に使う科目はどれですか?(答えを見る)

仮受金は内容未確定な入金に使います。内容がはっきりしている預りは預り金を使います。