ポイント:本店と支店の取引は、企業全体で見ると“外部への販売”ではありません。期末に支店へ残っている商品に内部利益が含まれている場合、決算で調整が必要になります。
内部利益
本店と支店(同一企業内)で商品をやり取りするときに、売価に上乗せされた“社内の利益”です。決算で「内部利益を消去せよ」と指示があれば、利益が二重計上にならないよう調整します。
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演習(ガイド・問題)
よくある誤り
- “内部”と書いてあるのに、外部売上の利益と同じ扱いにしてしまう
- 期末商品に内部利益が含まれる場面を見落とす
- 消去は“指示があるときに”行うのに、常に消去してしまう(設問指示ミス)
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