役務収益・役務原価

定義:役務(サービス)の提供で得る収益と、その提供に対応する原価。使い所:収益認識のルールに従い、収益と費用を対応させます。

仕訳例(役務収益・役務原価)
日付借方科目借方金額貸方科目貸方金額
6/30売掛金110役務収益110
6/30役務原価70未払金70

押さえること(3つ)

  • モノ(商品)ではなく、サービスの提供を「売上」に近い考え方で処理します
  • 収益は「いつ満たしたか(検収・進捗など)」、原価は「どこまで対応させるか」が論点です
  • 請求より先に提供が進む/代金を先にもらう場合は、契約資産・契約負債もセットで確認します

関連:用語 収益認識 / ガイド 収益認識(契約資産・契約負債) / ミニ問題 ミニ問題(セットQ:収益認識)

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演習(ガイド・問題)

よくある誤り(2つ)