工事契約

工事契約は、完成まで長期間かかる請負契約で、期末をまたぐことが前提になりやすい取引です。2級では、進行基準・完成基準のどちらで収益を計上するかを、契約や問題文の指示に従って判断できれば十分です。工事の進捗度に応じた収益計算(工事進行基準の詳しい計算)は1級の範囲です。

基本情報

工事契約の分類と使いどころ
分類長期請負契約に関する収益認識の考え方(勘定科目ではなく場面の整理)
何を表すか完成まで長期間かかる工事などの請負契約で、収益・費用をいつ計上するか
計算式・見分け方契約・問題文が指定する基準(進行基準/完成基準)に従う。工事進行基準の詳しい計算式は1級の範囲
使う場面建設・土木など、契約から完成まで決算をまたぐ請負契約
試験での問われ方2級では進行基準・完成基準という区分の理解が中心で、工事進捗度に応じた収益計算は出題されません

仕訳例

整理(工事契約:2級で押さえる考え方)
場面見方(2級の型)
契約の特徴完了が次期以降になりやすい(期末をまたぐ)
収益計上の基準進行基準・完成基準など、契約や問題文の指定に従う
2級の範囲基準の位置づけの理解が中心。工事進行基準による詳しい収益計算は1級の範囲

工事契約は「商品売買」よりも期末をまたぐことが前提になりやすい取引です。2級では、進行基準・完成基準という基準の違いと、契約でどちらが指定されているかを読み取れれば十分で、工事の進捗度に応じた収益計算(工事進行基準の詳しい計算)までは扱いません。

混同しやすい語との違い

試験でのよく問われ方

ミニ演習(2問・即時採点)

Q1. 工事契約の問題を解くとき、2級で最初に確認すべきことはどれですか?(答えを見る)

2級では、まず契約や問題文が進行基準・完成基準のどちらを指定しているかを確認します。進捗度に応じた詳しい収益計算は1級の範囲です。

Q2. 工事進行基準による詳しい収益計算は、簿記何級の範囲ですか?(答えを見る)

工事の進捗度に応じた収益計算(工事進行基準の詳しい計算)は1級の範囲です。2級では基準の位置づけの理解が中心です。