工事契約

工事など、完了までに長期間かかる請負契約です。2級では「収益・費用をいつ計上するか」を指示どおりに判断できるようにします。

整理(工事契約)
場面見方(2級の型)
契約の特徴完了が次期以降になりやすい(期末をまたぐ)
計上タイミング進行基準/完成基準など、問題文の指定に従う
勘定科目「工事未収入金」「未成工事支出金」など、指定された科目を優先

ポイント:工事契約は「商品売買」よりも、期末をまたぐことが前提になりやすいです。したがって、決算の設問で「当期の売上(収益)」「当期の原価(費用)」をどう計上するかが問われます。

関連:収益認識(可変対価・重要な金融要素)建設仮勘定

判断のコツ・見分け方

  • まず「期末をまたぐ契約か」を確認します。ここが工事契約論点の入口です。
  • 次に「進行基準か完成基準か」の指定を探し、指定が最優先だと決めます。
  • 当期の収益だけでなく、当期の費用や期末残高まで一緒に動く論点だと意識すると整理しやすくなります。

似ている論点との区別

次に読む(3つ)

演習(ガイド・問題)

よくある誤り(2つ)

FAQ

工事契約問題で最初に見るべきものは何ですか?

収益認識の基準指定です。進行基準か完成基準かで、当期に売上を立てるかどうかが大きく変わります。

工事契約は商品売買と何が違いますか?

期末をまたぎやすく、当期にどこまで進んだかを基に収益と費用を考える点です。単発の商品売買より、決算整理の色が強くなります。