消費税(2級)

判定→計上→期末整理の流れで、迷いなく処理できる状態を目指していきます。

この章のゴール

  • 税抜/税込の違いを説明できる
  • 課税/非課税/不課税の判定ができる
  • 期末整理までの流れをつなげて言える

学ぶ順番

  1. 課税区分の確認
  2. 税抜/税込の会計処理
  3. 期末整理

本文骨子

1) 背景と全体像

消費税は資産の譲渡等に課される間接税です。まず課税/非課税/不課税の判定を行い、税抜方式か税込方式かを揃えて処理します。

2) 典型仕訳(税抜方式の最小セット)

3) 表示とのつながり

税抜方式では、仮受・仮払は貸借対照表の負債/資産として経過勘定に計上し、期末に差額を整理します。税込方式では売上・仕入に税額が含まれます。

4) よくある誤り

型を確認したら、ミニ問題G(消費税 で練習しましょう。

生徒:税抜方式と税込方式、仕訳で最初に確認するポイントは?

先生方式の統一です。税抜なら売上・仕入は本体価格、税額は仮受・仮払で経過勘定。税込なら売上・仕入の中に含まれます。

生徒:期末整理はどう考えますか。

先生:税抜方式では、仮受−仮払の差額を未払(または未収)消費税に振り替えます。問題文の方式指定を見落とさないことがコツです。

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