先輩:A社に商品を引き渡した。だけど請求は月末一括、入金は翌月だよね。今、売上は?
学習者:引渡済みなので、売上は認識します(履行義務の充足)。
先輩:じゃあ、未収は?売掛金でいいかな。
学習者:請求してないなら、契約資産が良さそうです。
先輩:そう。請求権が成立していない未収は「契約資産」。逆に、先にお金を受け取ったら?
学習者:引渡前の受取は負債として契約負債ですね。
「仕事は終わったが、請求や入金はこれから」──このズレを言葉にしていきます。
先輩:A社に商品を引き渡した。だけど請求は月末一括、入金は翌月だよね。今、売上は?
学習者:引渡済みなので、売上は認識します(履行義務の充足)。
先輩:じゃあ、未収は?売掛金でいいかな。
学習者:請求してないなら、契約資産が良さそうです。
先輩:そう。請求権が成立していない未収は「契約資産」。逆に、先にお金を受け取ったら?
学習者:引渡前の受取は負債として契約負債ですね。
先輩:値引やリベートがある契約は?
学習者:確度の高い範囲で取引価格に反映(可変対価)。
先輩:支払が長期にわたる場合は?
学習者:重要な金融要素を考慮して利息相当を分離することがあります。
学習者:契約資産はどんな仕訳になりますか?
先輩:売上/契約資産 のように、履行義務の充足に応じて収益を認識し、未請求分は契約資産に貯まります。請求が立てば契約資産→売掛金へ振替。
学習者:当月履行60、請求は30のみのとき?
先輩:売上60、うち30は売掛金、残り30は契約資産です。翌月の請求で契約資産から売掛金へ振り替えます。