物語12:銀行勘定調整表

ズレを3分類に分解し、仕訳が必要かどうかを仕分けします。

先輩:帳簿の当座預金と通帳残高が一致しない。何から考える?

学習者:未取付小切手、未達入金、誤記の3つに当てはめます。

先輩:仕訳はどれに必要?

学習者:会社の誤記や未記帳なら仕訳が必要。銀行側の未処理は仕訳不要です。

先輩:未取付小切手があった。どうする?

学習者:通帳にまだ反映されないだけ。調整表で整え、仕訳は不要です。

先輩:会社が利息の入金を帳簿に未記帳だった。

学習者受取利息 / 当座預金、のように仕訳して帳簿を正します。

先輩:帳簿で10,000を1,000と記録していたら?

学習者:差額9,000を当座預金で増額する仕訳を入れて、正しい金額に直します(相手勘定は状況に応じて)。

関連:用語集 銀行勘定調整表当座預金