経費計算(支払・月割・測定)の全体像

経費は支払経費・月割経費・測定経費に分け、当月分だけを原価に計上します。直接経費は仕掛品へ、間接経費は製造間接費へ振り替えます。

基本情報

経費計算(支払・月割・測定)の全体像の分類と使いどころ
分類材料費・労務費以外の消費によって発生する原価(原価の3要素の1つ)
増えるとき外注加工賃・減価償却費・電力料など、当月に対応する経費を計上したとき
減るとき該当なし
代表的な相手科目仕掛品(直接経費)または製造間接費(間接経費)
試験での問われ方前払・未払を調整し、当月分の経費を計算させる出題

仕訳例

12か月分の保険料12,000円を前払いし、当月分だけを製造間接費へ計上する場面です。

経費の月割計上の仕訳
日付借方科目借方金額貸方科目貸方金額
4/1前払保険料12,000現金12,000
4/30製造間接費1,000前払保険料1,000

12か月分の保険料12,000円を前払いした場合、当月分として計上するのは1,000円(12,000円÷12か月)です。支払った時点と費用になる時点がずれる経費は、当月分だけを取り出して計上します。

混同しやすい語との違い

試験でのよく問われ方

ミニ演習(2問・即時採点)

Q1. 12か月分の保険料12,000円を前払いしたとき、当月分として計上する金額はいくらですか?(答えを見る)

12か月分の保険料は月割経費です。12,000円÷12か月=1,000円が当月分として原価に計上する金額になります。

Q2. 外注加工賃や特定製品専用の型代は、直接経費・間接経費のどちらですか?(答えを見る)

外注加工賃や特定製品専用の型代は、特定の製品のためだけに発生し跡付けできるため、経費でも直接経費に区分します。