経費計算(支払・月割・測定)の全体像

経費は「いつ費用化するか(期間対応)」で整理します。支払済でも未消費なら繰延、未払いでも当月に対応するなら計上です。

3つの区分(支払・月割・測定)

支払経費・月割経費・測定経費のイメージ
区分代表例ポイント
支払経費外注加工費、修繕費、運送費など支払(または請求)に近いタイミングで原価へ載せやすい。
月割経費保険料、家賃、リース料など前払/未払を調整して当月分だけを原価へ。
測定経費減価償却費、水道光熱費など使用量や測定に基づき当月分を見積り・計上する。

典型の問題条件と最初の1手

「当月分」への調整が要点です
条件ポイント最初の1手
前払/未払当月に対応する分だけを原価へ載せます。当月分=総額×月割(または対応分)を作る
直接/間接の経費仕掛品へ直課か、製造間接費へ集計かが変わります。処理先(仕掛品/製造間接費)を先に分ける
水道光熱・減価償却測定/見積の根拠(使用量・耐用年数など)を確認します。当月分の計算根拠を1行で固定する

仕訳例(月割の調整)

前払/未払を調整して当月分を計上
日付借方科目借方金額貸方科目貸方金額
4/1前払保険料12,000現金12,000
4/30製造間接費1,000前払保険料1,000
(注)12か月分の保険料を前払いし、当月分(1/12)だけを原価へ載せます。

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