対話で理解しよう — 製造原価報告書をつくる
現場エピソード:当月材料120,000円・賃金180,000円・製造間接費300,000円、仕掛期首200,000円・期末240,000円、製品期首150,000円・期末100,000円。
ハル:「製造原価は材料+労務+間接費+(仕掛期首−仕掛期末)。当月製造原価から製品期首−期末を調整すると売上原価が見えます」
椿先生:「勘定連絡図と一致することが大事。数値は表で流れを見える化しましょう。」
定義・判断の物差し
- 製造原価の算式:当月3要素+(仕掛期首−仕掛期末)。
- 売上原価の算式:当月製造原価+(製品期首−製品期末)。
- 整合:勘定連絡図と残高が一致しているか。
- 上の数字で当月製造原価と売上原価を計算しましょう。
- あなたの部署の元帳と製造原価報告書の突合手順(3手順)を書きましょう。
- 突合でよくある差(振替漏れ・期末評価)を1つ挙げ、対策を決めましょう。