予定配賦率

予定配賦率は、製造間接費の予算額を予定配賦基準量で割って、期首にあらかじめ決めておく率です。月次の配賦額は、この率に実際の基準量を掛けて求めます。

基本情報

予定配賦率の分類と使いどころ
分類製造間接費を製品へ配るために、期首にあらかじめ決めておく率
何を表すか製造間接費の予算額を、予定の配賦基準量でならした単価
計算式(求め方)予定配賦率=製造間接費予算額÷予定配賦基準量(基準操業度)
使う場面月次で製造間接費を仕掛品へ配賦するとき(予定配賦額=予定配賦率×実際配賦基準量)
試験での問われ方予定配賦率と予定配賦額を計算させ、仕掛品への配賦仕訳を書かせる出題

計算式・具体例

製造間接費予算額360,000円、予定配賦基準量1,800時間から予定配賦率を求める場面です。

予定配賦率と予定配賦額の計算
求めるもの数値例
予定配賦率製造間接費予算額÷予定配賦基準量360,000円÷1,800時間=200円/時
予定配賦額予定配賦率×実際配賦基準量200円/時×1,420時間=284,000円

率は期首に予定額どうし(予算額÷予定基準量)で決め、月次の配賦額は率に実際の基準量を掛けて求めます。「予定で割り、実際に掛ける」の順序を崩さないようにしましょう。

混同しやすい語との違い

試験でのよく問われ方

ミニ演習(2問・即時採点)

Q1. 製造間接費予算額360,000円、予定配賦基準量1,800時間のとき、予定配賦率はいくらですか?(答えを見る)

予定配賦率は製造間接費予算額÷予定配賦基準量で求めます。360,000円÷1,800時間=200円/時です。

Q2. 予定配賦率を計算する式はどれですか?(答えを見る)

予定配賦率の分母は必ず予定の基準量です。実際発生額や実際操業度を分母に使わないよう注意しましょう。