工業簿記2級 / ミニ問題
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材料副費を含めた材料費を求める
材料費では、材料そのものの金額だけでなく、購入や受入れにかかる材料副費も含めて考えることがあります。このミニ問題では、材料副費を加えた材料費の基本を確認します。
問題
材料Aを400kg購入し、代金は40,000円でした。購入に際して引取運賃4,800円を現金で支払い、当月はそのうち300kgを消費しました。材料副費を購入量に比例配分するとき、当月の材料費を求めてください。
先に購入総額へ材料副費を加え、1kg当たりの取得原価を出してから消費量を掛けます。
正答
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当月の材料費: 33,600円
購入総額 = 40,000円 + 4,800円 = 44,800円
1kg当たり取得原価 = 44,800円 ÷ 400kg = 112円
当月の材料費 = 300kg × 112円 = 33,600円
材料副費は材料の取得原価に含めてから、消費量に応じて材料費へ振り替えます。
解説
解説は、答え → 根拠 → ひっかかりやすい点 の順で読めるようにそろえています。
材料副費は、購入した材料を工場で使える状態にするための原価なので、材料の取得原価へ加えます。この問題では、代金40,000円と引取運賃4,800円を合計して44,800円とします。
そのうえで、400kgで割って1kg当たり112円の取得原価を出し、当月消費量300kgを掛けると33,600円です。
よくあるミスは、引取運賃4,800円をそのまま当月全額の材料費に入れてしまうことです。購入量と消費量を分けて考えると崩れにくくなります。