給料

従業員に支払う賃金の費用。借方で増加。

仕訳例

仕訳の例(給料)5列
給料の支払(現金・振込)の例。
日付 借方科目 借方金額 貸方科目 貸方金額
5/25 給料 120,000 現金 120,000
5/25 給料 180,000 普通預金 180,000

仕訳例の読み方(会話)

学習者:給料の表はどう読みますか?

先生:「給料」は費用なので、支払で増えるときは借方です。相手の貸方は支払手段(現金普通預金)になります。

学習者:源泉所得税などがあるときは?

先生:控除分は「預り金(負債)」等で処理します。基本形(費用は借方増、資産は借方増、負債は貸方増)に当てはめて考えましょう。

学習の使い所

「給料」は従業員に支払う賃金の費用。借方で増加。このページでは定義と取引例を合わせて確認し、理解を段階的に整理していきましょう。

試験対策では「給料」が仕訳に現れたときの借方・貸方の動きや関連勘定を瞬時に判断できるよう、練習問題で反復しておきます。

実務では「給料」の増減を日次で記録し、根拠資料と元帳の照合を怠らないことが内部統制の第一歩です。

関連:費用

ミニ問題(給料)

選択肢から答えを選びましょう。正答と解説は「▼」を押すまで表示しません。

Q1. 給料手当の区分は?

  • A. 費用
  • B. 資産
  • C. 負債
▼ 正答と解説を表示

正解:A(費用)

人件費(費用)です。源泉所得税や社会保険料の控除に注意します。

Q2. 給料支払時の源泉所得税(預り分)の性質は?

  • A. 負債(預り金)
  • B. 資産
  • C. 収益
▼ 正答と解説を表示

正解:A(負債(預り金))

従業員から預かった税金は預り金(負債)として計上します。

対応する演習