製品別損益(売上総利益・営業利益)
製品別損益とは、製品ごとに売上高から売上原価を引いた売上総利益、さらに販売費及び一般管理費を引いた営業利益を求める考え方です。第3問では製品X・製品Y・合計の3列表で計算し、販管費は全社計のまま合計欄にだけ記入します。
基本情報
| 分類 | 損益計算の集計(第3問の様式) |
|---|---|
| 何を表すか | 製品ごとの売上高・売上原価から売上総利益を、さらに販管費を控除して営業利益を求める考え方 |
| 計算式(求め方) | 売上総利益=売上高-売上原価、営業利益=売上総利益-販管費(販管費は全社計のみ) |
| 使う場面 | 第3問で、製品X・製品Y・合計の3列表を使って製品別の採算を比較するとき |
| 試験での問われ方 | 製造原価の明細から製品別損益計算書まで、3列表を通して計算する問題(第3問) |
計算式・具体例
第3問の製品別損益計算書は、製品X・製品Y・合計の3列で売上総利益から営業利益まで計算します。
| 項目 | 製品X | 製品Y | 合計 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 560,000 | 720,000 | 1,280,000 |
| 売上原価 | 376,000 | 414,000 | 790,000 |
| 売上総利益 | 184,000 | 306,000 | 490,000 |
| 販管費 | (全社計) | (全社計) | 350,000 |
| 営業利益 | — | — | 140,000 |
表の読み方:売上総利益までは製品X・Yの列も計算できますが、販売費及び一般管理費は全社計のまま合計欄にだけ記入し、営業利益も合計欄だけで計算します。
混同しやすい語との違い
試験でのよく問われ方
- 製造原価の明細から製品別損益計算書まで、製品X・製品Y・合計の3列表を通して計算する問題(第3問)。
- 販売費及び一般管理費は全社計のまま合計欄にだけ記入し、営業利益も合計欄だけで計算する点(第3問)。
- 複数製品の売上総利益・営業利益を比較し、採算の良い製品を判断する問題(第3問)。
ミニ演習(3問・即時採点)
Q1. 製品別損益計算書の目的として最も適切なのはどれですか?(答えを見る)
売上高・売上原価・販管費を製品別に整理し、利益に貢献している製品を特定します。
Q2. 売上総利益(合計)490,000円、販管費(全社計)350,000円のとき、営業利益はいくらですか?(答えを見る)
営業利益=売上総利益(合計)490,000円-販管費(全社計)350,000円=140,000円です。
Q3. 製品別損益の分析で、まず確認すべき指標はどれでしょうか。(答えを見る)
貢献利益(売上−変動費)は固定費の回収と利益創出の源泉で、採算比較の出発点になります。
関連
- ガイドで学ぶ:製品別期間損益計算(第3問対策)
- 関連する用語:貢献利益(限界利益)/損益分岐点/製造原価
- 解いて定着:第3問(製品別損益)ドリル