費目別・部門別・製品別
同じ原価でも、見る角度によって表し方が変わります。費目別・部門別・製品別という3つの集計軸を整理する計算式型の用語で、第1問の語句・分類問題で「何を求めよと書かれているか」を見分ける土台になります。迷ったら「何のための内訳か?」を確かめましょう。
基本情報
| 分類 | 原価の見方の整理(費目別・部門別・製品別という3つの集計軸) |
|---|---|
| 何を表すか | 同じ原価を、どの目的でどの単位に集計するかという3つの観点 |
| 計算式(求め方) | 費目別=材料費+労務費+経費の内訳/部門別=直接費・間接費(配賦)の内訳/製品別=製品ごとの製造原価・売上原価 |
| 使う場面 | 「何のための内訳か」を問題文から読み取り、集計する軸を選ぶとき |
| 試験での問われ方 | 与件から費目別・部門別・製品別のどれを使うかを選ぶ第1問の語句・分類問題 |
計算式・具体例
同じ原価でも、問題文が何を求めているかで使う観点が変わります。
| 求めるもの | 式(観点の選び方) | 数値例(与件→観点) |
|---|---|---|
| 費目別の内訳 | 材料費 + 労務費 + 経費 | 「当月の材料費・労務費・経費の内訳を示せ」→ 費目別 |
| 部門別の内訳 | 直接費・間接費(配賦基準で按分) | 「部門ごとの間接費を配分せよ」→ 部門別 |
| 製品別の内訳 | 製造原価・売上原価(製品ごとに集計) | 「製品Aの製造原価と売上原価を求めよ」→ 製品別 |
表の読み方:与件文に「材料費・労務費・経費の内訳」「部門ごとの配分」「製品ごとの原価」といったキーワードがあれば、それぞれ費目別・部門別・製品別のどれを求めているかのヒントになります。3つの観点は独立ではなく、費目別で集計した金額を部門別・製品別へ順に振り分けていく一連の流れの一部です。
混同しやすい語との違い
試験でのよく問われ方
- 与件文から「何のための内訳か」を読み取り、費目別・部門別・製品別のどれを使うか選ぶ問題(第1問)。
- 費目別の内訳(材料費・労務費・経費)を答える問題(第1問)。
- 部門別(配賦基準)や製品別(製造原価・売上原価)の集計を選ぶ問題(第1問)。
ミニ演習(2問・即時採点)
Q1. 製造原価の3要素は何ですか?(答えを見る)
材料費・労務費・経費です。
Q2. 製品Aの製造原価と売上原価を求める学習は、公式範囲のどの柱にあたりますか?(答えを見る)
製品別(サービス別)期間損益計算です。
関連
- ガイドで学ぶ:原価計算の基礎概念
- 関連する用語:材料費/直接費と間接費/製造原価
- 解いて定着:第1問(用語・分類)ドリル